ローマ総督ピラト

出演者
関根弘興
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制作
一般財団法人 太平洋放送協会
タグ
  • 人を許すことが出来ないとき

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アップロード日
2020.10.19
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 23章
[旧約聖書] ミカ書 6章8節
放送日
2020.10.19
 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。今週は、私がメッセージをお送りいたします。
 イエス様は、当時の宗教指導者たちのねたみによって捕えられ、その後、十字架につけられるまで、6回の審問をお受けになりました。最初に、当時の陰の実力者であった元大祭司アンナスの審問、次に大祭司カヤパと議会の代表たちによる予備審問がありました。この予備審問で、イエスは神を冒涜しているから死刑だという結論がまとめられたのです。
 そして夜が明けると、すぐにユダヤ議会が召集され、予備審問の結論が承認されました。そしてイエス様は当時、その地方を支配していたローマ帝国に任命された総督ピラトのもとに送られたのです。ローマ総督ピラトは、普段、海に面したカイザリヤという場所に住んでいましたが、過越の祭りの時には、世界中から人々が集まってくるので、任務上、エルサレムに駐在していました。彼は、公然と賄賂を取るような男で、乱暴な性質だったと言われています。そんな彼のもとに、早朝、ユダヤの指導者たちのそうそうたるメンバーが、イエス様を引き立てて、訴えにやってきたのです。
 しかし彼らは、異邦人の家に入ると身が汚れると自分たちで勝手に考えていました。ですから、ピラトの官邸に入ろうとせず、ピラトを官邸の外に呼び出したのです。考えてみて下さい。当時のユダヤの宗教指導者たちは、イエス様を訴えるために、偽の証人を立てたり、なんとしても、イエス様を葬り去ろうとしていたわけですね。
 それは、聖書の「偽証をしてはならない。殺してはならない。」という大切な戒めに明らかに違反することでした。彼らは、大切な神さまの戒めを堂々と破りながら、その一方で人間が作ったにすぎない伝統や言い伝えを、一生懸命守ろうとしていたのです。神様の心を知ろうとせず、ただ表面的な戒律を守ることばかりに熱心だったわけですね。
 旧約聖書のミカ書6章8節にこう書かれています。
「主はあなたに告げられた。人よ、何が良いことなのか、主があなたに何を求めておられるのかを。それは、ただ公正を行い、誠実を愛し、へりくだって、あなたの神とともに歩むことではないか。」
 しかし彼らは、この有名な聖書のことばの意味を、まったく理解しようともしなかったのです。

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