モーセの両親の神への信頼と知恵

出演者
岩井基雄
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制作
一般財団法人 太平洋放送協会

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アップロード日
2019.07.08
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 出エジプト記 2章9、10節
放送日
2019.07.08
世の光の時間です。お元気ですか。岩井基雄です。第二月曜日の今日は、旧約聖書のモーセの両親の神への信頼と知恵について学んでみましょう。
 エジプトで神の民イスラエルが増え、強くなることを恐れたエジプトの王ファラオは、助産婦たちに、生まれたユダヤ人の男の子を即座に殺害するよう命じましたが、助産婦たちは、王よりも神を正しく恐れ、男の子を生かしました。そこでファラオは、生まれたユダヤ人の男の子を皆、ナイル川に投げ込むようにと命じたのです。それは、神の民にとって大きな試練でした。
 あるユダヤ人夫婦に男の子が生まれました。王の命令は、すぐナイル川に投げ込むことでしたが、二人は、三カ月間その男の子を隠しておいたのです。しかし、隠しきれなくなったとき、彼らはパピルス製のかごに瀝青や樹脂を塗って防水をし、そこに男の子を入れ、ナイル川の葦の茂みにそっと置いたのです。
 その子の姉が見守る中、水浴びをするために来たエジプトの王女が、そのかごを見つけ男の子を発見します。そのときです。見守っていた姉のミディアムが進み出て、その子のために乳母を呼んでくることを申し出るのです。許可を得た姉は、自分の母、すなわち男の子の実の母親を連れてきました。聖書はこう語ります。「ファラオの娘は母親に言った。『この子を連れて行き、私に代わって乳を飲ませてください。私が賃金を払いましょう。』それで彼女はその子を引き取って、乳を飲ませた。その子が大きくなったとき、母はその子をファラオの娘のもとに連れて行き、その子は王女の息子になった。王女はその子をモーセと名づけた。彼女は『水の中から、私がこの子を引き出したから』と言った。」旧約聖書 出エジプト記 2章9節、10節
 この両親は、神への信頼と知恵を用いて、王女から賃金をもらって、実の息子を育てることができたのです。そしてその息子に、神を恐れる心を養っていきます。その子は、王女によって水の中から引き出したものとしてモーセと命名されますが、彼こそ、神の民イスラエルをエジプトから引き出すものとなるのです。これらのすべての事の背後に、神様の知恵とご計画があったのです。神様はあらゆること、いや全てのことを働かせて益となることを私たちにして下さいます。

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