死を見ることがない

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 死や命について考えているとき

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アップロード日
2025.03.21
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 8章51~55節
[新約聖書] ヨハネの福音書 14章1~2節
放送日
2025.03.21

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
今日は「死を見ることがない」という題でお話しましょう。「人は死ぬべきものである」とはある墓石に刻まれたことばです。しかし、イエス様は神殿の境内でこのように言われました。「よくよくあなたがたに言っておく。もし人がわたしのことばを守るなら、その人は決して死を見ることはないであろう」今日はヨハネの福音書8章51節からのお話です。
さて、神殿の境内にいる巡礼者の中には敬虔な人たちがいたことでしょう。そのような人々に向かって希望と癒しのことばをイエス様は投げかけられたのです。特に、巡礼者の中には、不治の病の人や病気の子どもや家族を抱える人たちもいたのではないでしょうか。ですから、このイエス様のことばは、人生は死で終わらない、わたしのことばを信じて守る者は死んでも生きる、生きていてわたしのことばを信じ守る者はいつまでも死なない、永遠のいのちを持つと約束していたのではないでしょうか。イエス・キリストへの信仰は、私たちの身体と魂と霊を生かすのです。しかし、イエス様への反対者は、イエス様のことばに心を動かされることなく、難癖を付けました。「あなたが悪魔に取りつかれていることが、今わかった。先祖アブラハムは死に、預言者たちも死んでいる。それなのにあなたは、わたしのことばを守る者はいつまでも死を味わうことがないであろうと、言われる。あなたは、私たちの父アブラハムより偉いのか。彼も死に、預言者たちも死んだではないか。あなたは、いったい、自分を誰と思っているのか」イエス様の反対者たちは、死ぬことを「肉体の死」だけのことと考えていたようです。しかし、イエス様はご自分を信じてご自分に結びつき、神のことばを守る者に死んでも生きるいのちをお与えになるのです。地の塵で造られた肉体は、塵に帰ります。しかし、霊魂はこれを造られた神に帰るのです。イエス様を信じて従う者にとって死は神の国に至る通路に過ぎません。イエス様のことばです。「あなたがたは心を騒がせてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。わたしの父の家には住む所がたくさんあります」ヨハネの福音書14章1、2節

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