神に対して富む者となる

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 死や命について考えているとき

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アップロード日
2025.03.14
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 12章
[新約聖書] ヨハネの福音書 3章16節
放送日
2025.03.14

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「世の光」の時間です。お聞きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です 。
今週は、新約聖書ルカの福音書からお話ししています。今日は、「神に対して富む者となる」と題してルカの福音書12章からお話しします。
イエスは、一つのたとえ話をされました。
ある金持ちの畑が豊作になりました。すると金持ちは、「どうしよう。作物をしまっておく場所がない」と考え込み、しばらくして心の中で「そうだ、倉を壊して、もっと大きな倉を建てよう。そしてそこに穀物も財産も全部しまっておこう」と言いました。
こうして金持ちは思いました。「これから何年分もいっぱい物がためられた。さあこれからは休んで、食べて、飲んで、楽しもう」
しかし、そのとき神が、金持ちに言われました。「愚か者。おまえは今夜死ななければならない」
このように話されたイエスは、「自分のために蓄えても、神に対して富まない者はこのとおりです」と言われました。
「神に対して富まない者」とは、この金持ちのようにたくさんの物を持っていても、永遠のいのちを持っていない人のことです。永遠のいのちとは、いつまでも神との親しい関係をもって幸せに生きることです。
どんなに多くの物を持っていても、人は死んでしまったら何にもなりません。
神に対して富む者は、神からまことのいのちを与えられて神との親しい関係をもって幸せに生きることができるのです。
それでは、人はどうしたら永遠のいのちをもつことができるのでしょう。
人は必ず死にます。それは罪から来る報酬が「死」であるからです。ですから生きるためには、罪が赦されなければならないのです。
新約聖書ヨハネの福音書3章16節にこのようにあります。
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである」
神のひとり子キリストが、私たちの罪を負って十字架で死んでくださったことによって、神は、私たちの罪を赦し、永遠のいのちを与えて下さったのです。

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