日ごとの糧を、今日もお与えください
- 出演者
- 福井 誠
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
- タグ
-
- 一歩踏み出したいとき
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- アップロード日
- 2025.02.27
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[新約聖書] マタイの福音書 6章11節
- 放送日
- 2025.02.27
「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。今週は、福井誠が担当しています。年度の切り替わりなどで色々お忙しくしておられる方も多いでしょう。でも、ぜひ耳を貸してください。継続は力なりです。聖書を読む楽しさを身につけてまいりましょう。今日は「日ごとの糧を、今日もお与えください」と題してメッセージをいたします。新約聖書マタイの福音書6章11節をお読みします。
「私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください」
このところよく聞かれるSDGs、日本語では、持続可能な開発目標と訳すのだそうです。2015年に国連で採択され、持続可能な、より良い世界を目指して2030年までに達成すべき目標というものがあります。そのために、個人レベルでもできることとして挙げられているものもあります。たとえば、食べ物は必要な分だけ買う、買い物にはマイバックを持参する、マイボトルを持ち歩く、自然に優しい商品を選ぶ、電気はこまめに消す、公共交通機関や徒歩で移動する等、持続可能な、より良い世界を目指す試みは大切で、身近なところから始められるものがたくさんあります。
私がそんなことをしっかり意識させられるようになったのも、学生を連れて海外のスタディツアーを企画するようになってからかな、と思います。現地の学生との交流会を開催したり、貧困地域を訪れてそこに住む方々とお話をしたりする、そのようなプログラムに参加した学生は、普段は日本の豊かな社会で暮らしています。ですから、途上国でその日食べるのが精一杯という社会や貧困地域での暮らしを目の当たりにすると、様々に考えさせられ、意識が変わって来るようです。
ことに、私が感じるのは、祈りの変化です。つまり、「私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください」という祈りが、自分の世界のこととしてしっかり祈れるようになるのです。貧困地域で出会ったあの家族を今日も主が助けてくださるように、と。世界的な視野を持てばこそ、祈りも深まってきます。
「私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください」
このところよく聞かれるSDGs、日本語では、持続可能な開発目標と訳すのだそうです。2015年に国連で採択され、持続可能な、より良い世界を目指して2030年までに達成すべき目標というものがあります。そのために、個人レベルでもできることとして挙げられているものもあります。たとえば、食べ物は必要な分だけ買う、買い物にはマイバックを持参する、マイボトルを持ち歩く、自然に優しい商品を選ぶ、電気はこまめに消す、公共交通機関や徒歩で移動する等、持続可能な、より良い世界を目指す試みは大切で、身近なところから始められるものがたくさんあります。
私がそんなことをしっかり意識させられるようになったのも、学生を連れて海外のスタディツアーを企画するようになってからかな、と思います。現地の学生との交流会を開催したり、貧困地域を訪れてそこに住む方々とお話をしたりする、そのようなプログラムに参加した学生は、普段は日本の豊かな社会で暮らしています。ですから、途上国でその日食べるのが精一杯という社会や貧困地域での暮らしを目の当たりにすると、様々に考えさせられ、意識が変わって来るようです。
ことに、私が感じるのは、祈りの変化です。つまり、「私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください」という祈りが、自分の世界のこととしてしっかり祈れるようになるのです。貧困地域で出会ったあの家族を今日も主が助けてくださるように、と。世界的な視野を持てばこそ、祈りも深まってきます。
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