人生を覆う影-無価値感
- 出演者
- 関根弘興
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
- タグ
-
- 疲れているとき
- 不安や恐れを感じているとき
- 孤独や悲しみを覚えるとき
- 眠れないとき
- 元気をもらいたいとき
- 一歩踏み出したいとき
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- アップロード日
- 2025.02.03
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[新約聖書] ヨハネの手紙第一 4章16節
- 放送日
- 2025.02.03
「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか?関根弘興です。
今、多くの人のこころを覆い、人生をつまらないものだと思わせてしまう、そうですね、まるで人生を覆う影のようなものがいくつかあると思います
そのひとつは、無価値感です。しばらく前に、ある集いで、聖書の話をしているときでした。私は「ひとりひとりはかけがなえのない大切な価値ある存在である」ということを、お話をしていました。私は、そのとき、ポケットから一万円札を取り出し、集まってきた人たちに差し出しました。「みなさん、この一万札、欲しい方いませんか」こう言ったのです。すると、みんなは「欲しい!」と手を上げました。私は続けて聞きました。「でも一万札も人から人へと渡ると、汚れたり、しわがついたりしてしまいますよね。そんな汚れてしわの付いた一万札、欲しい方いますか?」ともう一度尋ねました。すると、みんなが同じように「欲しい!」と言ったのです。一万円は、汚れていようが、折り曲がっていようが、一万円の価値はまったく変わりはありません。そんなことは、誰も知っています。だから、みな、欲しい、と言うわけですよね。でも、考えて見てください。
同じように自分自身を考えたことがありますか?ある人はそう考えないのです。人生には、失敗も挫折も付きものです。自分の思いに反して歯車がずれてしまうなどということもあります。そして、そんな自分を見ながら、自分なんて、もういてもいなくてもいいのではないか、自分なんて価値がないのではないかと勘違いしてしまうこともあるのです。人生には失敗や挫折は必ずあります。また、私たちは何かができる、できないということのみで自分の価値を見いだそうとすることもあります。だから、成功すれば、価値があり、失敗したらまるで価値がないかのように思い込んでしまうのです。残念ながら、こうした自分に対しての無価値感をもってしまうと、まるで人生に雲がかかっているような状態となってしまうのです。
あの一万円札は、汚れていようが、しわが付こうがその価値はまったく変わりません。あなたという存在は、どんなことがあってもあなた自身の価値は変わることがないのだと知ってください。なぜなら、「神は愛です」とはっきり聖書に書いてあるからです。つまり、神様の愛の対象は、「あなた」だからです。あなたは決して無価値な存在ではありません。神様に愛されている大切な存在なのです。
今、多くの人のこころを覆い、人生をつまらないものだと思わせてしまう、そうですね、まるで人生を覆う影のようなものがいくつかあると思います
そのひとつは、無価値感です。しばらく前に、ある集いで、聖書の話をしているときでした。私は「ひとりひとりはかけがなえのない大切な価値ある存在である」ということを、お話をしていました。私は、そのとき、ポケットから一万円札を取り出し、集まってきた人たちに差し出しました。「みなさん、この一万札、欲しい方いませんか」こう言ったのです。すると、みんなは「欲しい!」と手を上げました。私は続けて聞きました。「でも一万札も人から人へと渡ると、汚れたり、しわがついたりしてしまいますよね。そんな汚れてしわの付いた一万札、欲しい方いますか?」ともう一度尋ねました。すると、みんなが同じように「欲しい!」と言ったのです。一万円は、汚れていようが、折り曲がっていようが、一万円の価値はまったく変わりはありません。そんなことは、誰も知っています。だから、みな、欲しい、と言うわけですよね。でも、考えて見てください。
同じように自分自身を考えたことがありますか?ある人はそう考えないのです。人生には、失敗も挫折も付きものです。自分の思いに反して歯車がずれてしまうなどということもあります。そして、そんな自分を見ながら、自分なんて、もういてもいなくてもいいのではないか、自分なんて価値がないのではないかと勘違いしてしまうこともあるのです。人生には失敗や挫折は必ずあります。また、私たちは何かができる、できないということのみで自分の価値を見いだそうとすることもあります。だから、成功すれば、価値があり、失敗したらまるで価値がないかのように思い込んでしまうのです。残念ながら、こうした自分に対しての無価値感をもってしまうと、まるで人生に雲がかかっているような状態となってしまうのです。
あの一万円札は、汚れていようが、しわが付こうがその価値はまったく変わりません。あなたという存在は、どんなことがあってもあなた自身の価値は変わることがないのだと知ってください。なぜなら、「神は愛です」とはっきり聖書に書いてあるからです。つまり、神様の愛の対象は、「あなた」だからです。あなたは決して無価値な存在ではありません。神様に愛されている大切な存在なのです。
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