良い地に蒔かれた種⑤

出演者
大嶋重徳
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2025.01.31
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 8章4~15節
放送日
2025.01.31

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。私の担当する今週は聖書のルカ福音書8章から「種を蒔く人」のたとえから、聞くことについて、一緒に学んでいます。イエス様が教えてくださった良い聞き方について昨日も学びました。2つ目のことは、聖書のことばの種をしっかりと守り、忍耐する聞き方だと、イエス様はおっしゃいました。
蒔かれた聖書のことばを、しっかりと自分の心のなかにまず守るのです。心の真ん中にしっかりと抱きしめておくことです。守るとは地味なことかもしれません。攻めているわけではない。しかし自分の人生の中心がしっかりと守られているからこそ、私たちは外に出ていくことができるのです。
さらにイエス様は忍耐する聞き方をしなさいと言われました。私たちの生きている日常には、私たちの心を攻め立ててくる誘惑があります。疲れ果ててしまうような毎日の戦いがあります。もうこの誘惑に負けてしまった方が楽なのではないかと思います。犯してしまいやすい自分の罪に流されてしまった方が楽なのではないかと思います。道端に蒔かれた種のように、鳥が私たちの心に蒔かれた種を、聖書のことばを、ついばんで持っていこうとする。
そこで良い地の聞き方とは、蒔かれた聖書のことばを持ち去られないように、うずくまるようにして種を守るのです。忍耐して戦うのです。思い通りにならない毎日のなかで、蒔かれた種が芽を出し、葉を広げ、花を咲かせ、実を実らせることを待つのです。聖書のことばの約束が実現するまで、聖書のことばを自分の心に守り、忍耐しながら待つ。
「いつ芽が出るのか」不安になることがあるでしょう。もしかしたらこの種は芽が出ないのではないかという気持ちになることもあるでしょう。しかし神のことばは必ず実現します。聖書の中の約束に「彼に信頼する者は失望することがない」とあります。
今日、あなたが花を咲かせ、実が実るまで忍耐していることは何でしょうか。その忍耐は決して無駄にはなりません。良い聞き方をしているあなたの心の種は、あなたの心の真ん中で温かい土に包まれて、芽を出す準備をしているところです。この番組で聞いた聖書のことばを、あなたの心の真ん中に守っていてください。そうする時、あなたは必ず豊かに実を結ぶ時を見ることが出来るのです。

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