He’ll take the pain away
- 出演者
- 鬼無宣寿
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
- タグ
-
- 疲れているとき
- 不安や恐れを感じているとき
- 孤独や悲しみを覚えるとき
- 元気をもらいたいとき
- 一歩踏み出したいとき
- クリスマス
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- アップロード日
- 2024.12.16
- カテゴリ
- 人物・人生
- 放送日
- 2024.12.16
「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか?シンガーソングライターの鬼無宣寿です。今日から一週間、担当させていただきます。
私は現在、ゴスペルという音楽を歌ったり、指導したりしています。ゴスペルとは、もともと音楽と関係のないことばで、聖書の「福音=良い知らせ」という意味です。例えば、ヨハネの福音書は、The Gospel of Johnと言います。一方でゴスペルと聞くと、映画『天使にラブソングを』のように、楽しく歌っている音楽をイメージされる方もおられるのではないでしょうか。
私がゴスペル音楽に出会ったのは、高校生のとき。CDレンタルショップで、「ゴスペル」ということばに目がとまリました。
「ゴスペル?なんだろう?」
早速、家で聴いてみるとどうでしょう。心の奥深くを殴られたような感じがして、涙が止まらなくなったのです。今思うと、本当は正しく生きたいのにそうできない自分の情けなさが溢れていたのかもしれません。親に嘘をついたり、友だちを殴ったり。高校生の時まで犯して来た数々の「自分の罪が示された」、そんな体験でした。
その後、大阪の大学を卒業し、上京して音楽家を目指すことに決めました。単身上京してからは日雇い生活の毎日。忙しくて思うように音楽の時間が取れません。ある時、仕事から帰って、疲れ果て小さなバスタブにつかって、こう思いました。
「自分の選択は間違っていた」
そして高校生の時に感じた、あの罪の意識がまた押し寄せてきたのです。「自分は好き勝手生きてきた。色々な人に迷惑をかけてきた。もし神がおられるなら、間違いなく自分は裁きの対象だな」と。
そのとき、力強く歌うゴスペルの歌詞は私にこう語りかけてくれました。
“He’ll take the pain away”
イエスはあなたの痛みをとりのぞく
(”He‘ll Take The Pain Away” by Kirk Franklin)
ゴスペルの背後にある聖書を知りたいと思い、教会で聖書を学び、クリスチャンになりました。
今私は、力づけてくれたこのゴスペルのことばを、同じような境遇の人にも知らせたいのです。
明日からは、クリスマスにちなんだ曲のお話と歌をご紹介します。
私は現在、ゴスペルという音楽を歌ったり、指導したりしています。ゴスペルとは、もともと音楽と関係のないことばで、聖書の「福音=良い知らせ」という意味です。例えば、ヨハネの福音書は、The Gospel of Johnと言います。一方でゴスペルと聞くと、映画『天使にラブソングを』のように、楽しく歌っている音楽をイメージされる方もおられるのではないでしょうか。
私がゴスペル音楽に出会ったのは、高校生のとき。CDレンタルショップで、「ゴスペル」ということばに目がとまリました。
「ゴスペル?なんだろう?」
早速、家で聴いてみるとどうでしょう。心の奥深くを殴られたような感じがして、涙が止まらなくなったのです。今思うと、本当は正しく生きたいのにそうできない自分の情けなさが溢れていたのかもしれません。親に嘘をついたり、友だちを殴ったり。高校生の時まで犯して来た数々の「自分の罪が示された」、そんな体験でした。
その後、大阪の大学を卒業し、上京して音楽家を目指すことに決めました。単身上京してからは日雇い生活の毎日。忙しくて思うように音楽の時間が取れません。ある時、仕事から帰って、疲れ果て小さなバスタブにつかって、こう思いました。
「自分の選択は間違っていた」
そして高校生の時に感じた、あの罪の意識がまた押し寄せてきたのです。「自分は好き勝手生きてきた。色々な人に迷惑をかけてきた。もし神がおられるなら、間違いなく自分は裁きの対象だな」と。
そのとき、力強く歌うゴスペルの歌詞は私にこう語りかけてくれました。
“He’ll take the pain away”
イエスはあなたの痛みをとりのぞく
(”He‘ll Take The Pain Away” by Kirk Franklin)
ゴスペルの背後にある聖書を知りたいと思い、教会で聖書を学び、クリスチャンになりました。
今私は、力づけてくれたこのゴスペルのことばを、同じような境遇の人にも知らせたいのです。
明日からは、クリスマスにちなんだ曲のお話と歌をご紹介します。
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