神の国の預言

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 元気をもらいたいとき

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アップロード日
2024.09.25
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] イザヤ書 11章
放送日
2024.09.25

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「世の光」の時間です。お聞きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今日は、旧約聖書イザヤ書の11章からお話しします。
南北にわかれてしまったイスラエルは、神の教えを守らず、自分勝手な礼拝をし、本当の神ではない外国の神々を拝む偶像礼拝もさかんに行っていました。
この当時、アッシリアという国が勢力をのばし、そのイスラエルを滅ぼそうとしていました。
イザヤ書は、イスラエルを木々に例えて、イスラエルが滅ぼされることを「神が切り倒される」と語っています。
そして、11章では、神に切り倒された木の切り株の一部から、新しい芽が出て、枝が生え、実を結ぶと語られています。この実を結ぶ「新しい芽」とは、イザヤ書9章で預言されていた「平和の君」と呼ばれる救い主メシアのことです。この救い主とは平和を実現する平和の王のことです。
11章では、この平和の王である救い主がどんなお方であるか語っています。救い主には神の霊がとどまっています。そして、その霊によって救い主には知恵と悟り、思慮と力があります。そうして、救い主は、弱い者、貧しい者のために正義と公正を行うのです。
次に、その救い主によって支配される国の様子が語られています。
「オオカミと子羊はともに寝そべり、ヒョウと子ヤギは一緒に遊ぶ。子牛と家畜はライオンとともにいて、そこに子どもたちが遊びに来る。熊もライオンも草やわらを食べる。子どもは平気でまむしの穴に手を入れる。」もう弱肉強食はなくなり、すべての生き物が仲良くでき、安心安全、平和がずっと続くというのです。
さらにその国では「主を知ることが、海をおおう水のように地に満ちる」というのです。
この「主を知る」というのは、神がどんなお方であるかわかるということだけでなく、神と信頼関係をもつことができることを意味しています。
11章で語られている救い主とは、イエス・キリストのことであり、救い主の支配する国は「神の国」のことです。
イエス・キリストを信じる人は、必ずこの神の国に生きることができるのです。

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