わたしの食物

出演者
板倉邦雄
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.03.29
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 4章31~34節
放送日
2023.03.29

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
今日は「わたしの食物」という題でお話しましょう。
食べ物は、私たちが生きて生活していくために大切なものです。戦後に生まれた私は4人兄弟の中で育ちました。お米ではなく、芋や麦ご飯でした。でも、イエス様は食べる食べ物よりももっと大切な食物があると言ったのです。ヨハネの福音書4章31~34節です。
さて、サマリアの女が町へ行ってしまっている間に、弟子たちは自分たちが買ってきた食物を差し出して、「先生、召しあがってください。女が水がめを取りにくる間です。」と勧めました。イエス様は旅の疲れを覚えて、井戸のそばに座っていたのです。お腹も空いておられたでしょう。ですから、弟子たちは町に食物を買いに行ったのです。
ところが、イエス様はこう言いました。「わたしには、あなたがたの知らない食物がある。」そこで弟子たちは互いに顔を見合わせて言いました。「誰かが何か食べる物を持ってきて、イエス様に差し上げたのだろうか。」
すると、イエス様は弟子たちに向かってこう言われたのです。「わたしの食物というのは、わたしを遣わした方、父なる神のみこころを行い、そのみわざを成し遂げることです。」イエス・キリストにとって、いつも優先順位というものがありました。それは、食べたり飲んだりすることよりも第一にしなければならないことがあったのです。それは、イエス様にとっての「わたしの食物」でした。
その食物とは、イエス様をこの世に遣わした父なる神様のみこころを実践し、この世界に神の国を実現することでした。私たちにとって飲食は体の成長や健康のために必要なものです。しかし、私たちは飲食だけで生きる者ではありません。私たちは心と霊を所有した存在ですから、ことばによって生きるものです。
「人はパンだけで生きるものではなく、神のことばによって生きるものである。」とイエス様は言われましたね。ですから、私たちも神によってこの世に生まれ、この世に遣わされていますから、まず第一に神のみこころを行い神からの使命を果たしていきたいのです。そうすれば、すべてのものが付録のようにして与えられるのです。

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