「世の光」の時間です。お便り係の石原由美子です。今日も皆様のお便りをご紹介して参ります。
はじめのお便りは、福井県小浜市の福島尚子さんからです。「毎朝、ご飯を食べながら聴いております。娘の卒園の時に聖書をいただきましたが、難しく分かりませんでしたが、ラジオで少しずつ理解できるようになりました。信仰していませんが、良いお話には耳を傾けております。」といただきました。お嬢様の卒園で聖書をいただいたんですね。世界のベストセラーである聖書を手にされたことは本当に良かったです。確かにひとりで読んでいてもわからないこともあると思います。福島さん、ぜひ続けて番組をお聴きください。
もう一人、松江市の古浦智子さんから。「去年、施設に入居した父が今年の夏、コロナ感染し体力が衰え、9月に亡くなりました。30年近く前、私が教会に行くのを母は心配して反対しましたが、父は「いいじゃないか」と言ってくれました。思い切って父を連れて教会に行って「ここだよ」と伝えたら、父が学生の時、英語を教えてもらっていた教会で驚きと感謝でした。そんな思いで神様の導きを感謝しつつ。」といただきました。教会に行くのは、始めは勇気がいりますね。お父様が「いいじゃないか」と言って、背中を押してくださったという話に心が温かくなりました。お父様が亡くなられて、まだまだ寂しい中におられると思います。良き思い出を大切になさってください。神様からのお慰めをお祈りしています。
今日、皆様にお届けしたい聖書のみことばをお読みします。コリント人への手紙第二12章9節「わたしの恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全に現れるからである。」
私は若い頃、子どもたちにアンパンマンとあだ名を付けられていました。アンパンマンは正義の味方で疲れて元気がなくなった人に自分の顔をちぎって食べさせ、みんなに元気を分けることができるんですね。でも、実際には残念ながら私は誰かを勇気づけたり、慰めたりすることはそれほどにはできない弱い者です。けれど、私は弱くても、イエス様は「わたしの恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さの内に完全に現れるからである。」と言われます。私の弱さも力なさも神様は活かしてくださるというのです。弱さは恵みでもあるのですね。
今日のみことば「わたしの恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全に現れるからである。」コリント人への手紙第二12章9節
番組では、皆様のお便りお待ちしています。番組でご紹介することもありますので、匿名を希望される方はお書き添えください。それでは、またお会いいたしましょう。