神がみ子を世に遣わした目的

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 死や命について考えているとき

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アップロード日
2022.11.15
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 3章17、18節
[新約聖書] ヘブル人への手紙 2章14、15節
放送日
2022.11.15

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
今日は「神が御子を世に遣わした目的」という題でお話ししましょう。では、ヨハネの福音書3:17~18を口語訳でお読みします。
「神が御子を世につかわされたのは、世をさばくためではなく、御子によって、この世が救われるためである。彼を信じる者は、さばかれない。信じない者はすでにさばかれている。神のひとり子の名を信じることをしないからである。」
 まず、神がひとり子イエス・キリストをこの世に遣わしたのは、この世を裁くためではないということです。神は理由もなしに大事なひとり子をこの世に遣わすわけがありません。その理由は、神のひとり子を信じる者が、ひとりも滅びないで永遠のいのちを得るためでしたね。この世が救われるためだったのです。どんな人でも御子イエス・キリストを信じる者は、救いの道から除外されることはありません。
 では、何からの救いなのでしょうか?経済的な救いですか?それとも病苦からの救いですか?あるいは精神的な悩み、苦しみからの救いでしょうか? 確かにそのような側面の救いも含んでいるでしょう。
しかし、世をさばくためではなくということばからしますと御子によってこの世が救われるという救いは、私たちの罪に対する裁きと死からの救いです。
 「罪の支払う報酬は死である。しかし、神の賜物はキリスト・イエスにある永遠のいのちである」と聖書に書かれているからです。さらにヨハネは書き加えました。「イエスを信じる者は裁かれない。信じない者は既に裁かれている。神のひとり子の名を信じることをしないからである」
 繰り返してイエス様を信じる者は罪に定められることはなく、死と死の呪いから解放されているとヨハネは言っているのです。これから引用する聖書のことばこそ、神が御子イエス・キリストをこの世に遣わした目的をよく表わしているのです。「このように、子たちは血と肉とに共にあずかっているので、イエスもまた同様に、それらをそなえておられた。それは、死の力を持つ者、すなわち悪魔を、ご自分の死によって滅ぼし、死の恐怖のために一生涯、奴隷となっている者たちを、解き放つためである。」口語訳聖書ヘブル人への手紙2:14~15

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