出会いの旅 2

出演者
山本陽一郎
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
15min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

もっと詳しく見る

アップロード日
2022.07.26
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 創世記 29章
放送日
2022.07.26

いいね登録

     登録数:2

いいねリストを見る

「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。山本陽一郎です。
自分と関わってくれる人、一緒に過ごしてくれる人がいる。それは決して当然のことではありません。特に、弱さを覚えるとき、苦しいときなど、そのありがたさを身にしみて感じますね。
聖書の創世記に登場するヤコブは、兄の恨みを買ってしまい、家を逃げ出しました。孤独な旅を経て、遠く離れたハランの地に辿り着きました。そこに伯父のラバンがいたからです。町の井戸で人々と話していると、ラバンの娘のラケルが羊を連れてやって来ました。ヤコブはすぐに駆け寄り、彼女の羊にせっせと水を飲ませ、「ヤコブはラケルに口づけし、声をあげて泣いた」と創世記29章に書かれています。その後、ラバンの家に迎え入れられたヤコブは自分が父を騙したことや家族の問題、そして、ここへ来る旅の途中で神様を礼拝したことなど、すべてを隠さず話しました。
いのちを狙われ、孤独だったヤコブは、このとき、人に受け入れてもらえる幸いを実感したのでしょう。それは以前の彼にはあまりなかったことです。
自分を受け入れてくれる人と出会えたとき、人は、ありのままの自分を認めることができるのかもしれません。弱さや問題は、なかなか自分では向き合えず、受け入れられないものです。でも、私自身も振り返ってみると、人に受け入れてもらったから、少しずつ、こんな自分を受け入れることができるようになっていったのだなと感じます。
「ようちゃん、元気になるまで、俺ん家で一緒に暮らそう。朝、一緒に学校に通おうよ」
高校時代、不登校になって元気を失った私に対して、友人が言ってくれたことばです。彼の家族もみんな嫌な顔ひとつせずに、弱った私を家に迎えてくれました。「狭いけどこの部屋使って」と、お父さん。「たくさんおかわりしてね」と、お母さん。こうして私は3ヶ月ほど友人の家で居候させてもらったのです。おかげで元気を取り戻し、卒業も一緒にできました。
苦しみのときにも寄り添ってくれる存在を通して、人は支えられ、神様の変わらない愛に目が開かれていきます。受け入れる者、寄り添う者、支える者。そんな人に、私たちも少しでもならせていただけるようにと心から祈ります。

コメント

番組に対するコメントはまだありません。ぜひ感想をお願いいたします。

コメントを投稿する

お問い合わせ