キリストの裁判において

出演者
岩井基雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2022.06.16
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マルコの福音書 14章62節
[新約聖書] ペテロの手紙第一 2章22、23節
放送日
2022.06.16

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「世の光」の時間です。お変わりありませんか。岩井基雄です。
神の御子イエス・キリストは、私たちに真実な愛と希望を与えるために、この地上に来られました。それは私たちの罪の裁きを身代わりに受けて、罪の赦しの道を開くためでした。そのために自ら十字架の死へと向かってくださったのです。しかし、その十字架への道には、人々のさまざまな思惑が背後にあったのです。
キリストを殺したい人々は、過ぎ越しの祭りの時を待っていました。その時にはローマ総督も、ユダヤの祭司や議員たちが皆、エルサレムに集まったからです。そして、一晩でキリストを十字架刑にするための裁判が行われました。
まずはユダヤ側の裁判でした。しかし、キリストを死刑にするための証言は一致せず、有罪に定めることができませんでした。そこで、ユダヤ当局者達はイエスに証言させることにしました。イエスに自分がキリストすなわち旧約聖書に預言された救い主メシアなのかと尋ねたのです。イエスはこう答えました。
「わたしが、それです。あなたがたは、人の子が力ある方の右の座に着き、そして天の雲とともに来るのを見ることになります。」(新約聖書 マルコの福音書14:62)
それは、ユダヤ当局者達が待っていた答えでした。そのことばからイエスこそ、自分を神とし、神を冒涜する者として有罪に定めることができたからです。イエスの答えは、旧約聖書の預言の成就を示すものでしたが、祭司たちはその真理を受け止めず、そのことばこそ神を冒?することだと決めつけ、死罪に値するとしたのです。
そしてイエスをあざけり、傷つけ、苦しめましたが、イエスはそのすべてを受け止めてくださいました。それは私たちのためだったのです。聖書はこう証ししています。
「キリストは罪を犯したことがなく、その口には欺きもなかった。ののしられても、ののしり返さず、苦しめられても、脅すことをせず、正しくさばかれる方にお任せになった。」(新約聖書 ペテロの手紙第一2:22~23)
イエス・キリストはあなたの罪のさばきをすべて受け、あなたに癒しを与えるためにあらゆる苦しみを受け尽くしてくださいました。キリストの苦しみと十字架の死によって、あなたの罪の赦しの道は開かれたのです。あなたはこのキリストの苦しみを通して本当のいのちを受け取ることができるのです。

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