偶像を作ってはならない

出演者
岩井基雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

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アップロード日
2022.06.15
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 出エジプト記 20章4、5節
放送日
2022.06.15

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「世の光」の時間です。お元気ですか。岩井基雄です。
私たちは、目に見えるものに価値を置きますね。確かに目に見えるものも、とても大切です。しかし、目に見えないものにも大切な価値と意味があります。愛も真理も希望も、慰めも目には見えませんが、確かにあり、私たちを導きます。目に見えなくとも存在する大切なものは少なくありません。
目に見えるものを求めやすい私たちは、神の存在をも見える形で作り出したいと願います。時にそれは素晴らしい芸術作品となり、その内側に、真理や神の存在を見ようとします。
しかし、聖書はその危険性も語ります。私たちは目に見える何かを握りしめるあまり、目に見えない本当に大切なものを見失ってしまうことがあるからです。
聖書が語る神はこう命じています。
「あなたは自分のために偶像を造ってはならない。上の天にあるものでも、下の地にあるものでも、地の下の水の中にあるものでも、いかなる形をも造ってはならない。それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。」(旧約聖書 出エジプト記20:4~5)
神の民イスラエルがエジプトでの奴隷状態から脱出し、導かれ入っていく地域には、さまざまな人々がすでに住み着き、彼らはさまざまな神々、偶像を持っていました。それゆえ、神はモーセを通して、神の民に「十戒」「十の戒め」を語りましたが、その2つ目で、彼らのさまざまな神々や、偶像に依存したり、拝んでしまうことを禁じたのです。
しかし、その命令は祝福への招きでもありました。その命令はこう続いています。
「わたしを憎む者には父の咎を子に報い、三代、四代にまで及ぼし、わたしを愛し、わたしの命令を守る者には、恵みを千代にまで施すからである。」(出エジプト記20:5~6)
聖書が語る神を愛し、神の命令を守るものには、神の恵みと祝福をその家族に子々孫々与えるというのです。私の曽祖父は神主の孫でしたが、聖書が語る神様と出会い、その神様を愛する者とされて、その恵みは彼の両親、そしてひ孫である私たち、またその子や孫にまで注がれているのです。
あなたも、この聖書が語る神様の祝福を受け取るものとして、祝福と恵みの中をまっすぐに歩み進めていきませんか。神様はあなたを愛していらっしゃるのです。

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