岩が裂けた

出演者
関根弘興
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制作
PBA太平洋放送協会
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

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アップロード日
2021.08.31
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] エペソ人への手紙 2章
放送日
2021.08.31
 「世の光」の時間です。お元気でお過ごしですか、関根弘興です。
 前回、イエス・キリストが、十字架で死なれたとき、神殿の幕が裂けたというお話をいたしました。それは、イエス・キリストの十字架が、私たちの罪を背負い、死なれたことによって、私たちと神様とを隔てる神殿の幕が真っ二つに裂けたということでしたね。イエス様の十字架によって、私たちは罪のない者と認められ、神様に自由に何の隔てもなく、近づくことができるようになったということを示すためのものでした。
 そして聖書を読むと、イエス様が死なれたとき、地が揺れ動き、岩が裂けたとも書かれているのです。神殿の幕が裂けた。そして、岩が裂けたと聖書に記されています。これは、イエス・キリストが十字架で死なれたときに、たまたま地震が起こって岩が裂けたというのではなく、それ以上の意味が込められているようです。
 エルサレムというところは、岩石層の上にある天然の要塞です。ですから、岩が裂けるという表現は、エルサレムの土台が崩れていくということを象徴的に表しているとも考えられるのです。ユダヤの人たちは、エルサレムを誇りとしていました。そして、自分たちは神様によって選ばれた民であることを誇り、神殿こそ、すべての中心であり、ここに神様がいてくださると誇っていました。そして、ユダヤ人以外の異邦人には、冷たい眼差しを注いでいたのです。
 しかしイエス様が、十字架で死なれたとき、彼らが最も誇っていた神殿の幕が裂け、そしてエルサレムの岩が裂けたというのです。これは私たちに、大切なことを教えています。それは、イエス・キリストの十字架によってもたらされる救いというものは、イスラエルの人たちだけではなく、限定された地域のものでもなく、すべての民に及ぶのだということを示しているのです。
 後に、パウロはこのように手紙に書いています。エペソ人への手紙2章で、「キリストは私たち二つのものを一つにし、平和を実現し、十字架によって神と和解させ、敵意を十字架によって滅ぼされました。あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、聖徒たちと同じ国の民であり、神の家族なのです。」と記しているのです。
 イエス・キリストの十字架の出来事は、すべての人が神様の御許に近づき、神様の与える永遠の救いを受けて、生きることができるようになるためのものだったのです。

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