熱心な祈りを神にささげていた

出演者
福井誠
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制作
一般財団法人 太平洋放送協会
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき

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アップロード日
2021.04.20
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] 使徒の働き 12章5節
放送日
2021.04.20
 「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井誠です。「継続は力なり」聖書を一日一日と読み進むなら、不思議にも自然に養われるものがあります。今日も聖書を開いてまいりましょう。今日は使徒の働き12章5節から「熱心な祈りを神にささげていた」と題してメッセージをお伝えいたします。
 「こうしてペテロは牢に閉じ込められていたが、教会は彼のために、熱心な祈りを神にささげていた。」
 そのころヘロデ王は、教会の中のある人々を苦しめようと手を伸ばし、ヨハネの兄弟ヤコブを剣で殺し、さらにペテロをとらえたと12章1節に記録されています。ここに出てくるヘロデ王は、ヘロデ・アグリッパ一世のことで、ヘロデ大王の孫にあたる人物です。
 彼は、紀元37年に王の称号を与えられ、41年に事実上パレスチナ全土の王となり、44年には死んでいるので、ここに記された出来事は、在任期間の4年の間に起こったことなのでしょう。ともあれ彼は、ユダヤ人の支持を得て、国を安定化させるため、当時ユダヤ人には撲滅すべき信仰集団とみられていたイエスのグループに圧力をかけたというわけです。もちろんユダヤ人は、このヘロデの弾圧政策を歓迎しています。そして残念なことに、ヤコブが殉教し、ペテロが投獄される事件が起こりました。
 なんともこのような箇所を読むと、神の力を求めながらも、神は思うようには動いてくれないと、もどかしさを感じられる方もいるのではないでしょうか。そして、「自分自身の人生も同じだな。時代や社会の荒波に飲み込まれて終りなのかなぁ」と思わされることもあるでしょう。
 イエスは、「我らを悪より救い出したまえ」と祈るように勧められましたが、祈ったとしても、悪意と敵意の罠に絡め取られて、踏みにじられる他はないと思わされるような現実にぶち当たることもあるのではないでしょうか。
 しかし、「教会は彼のために、熱心な祈りを神にささげていた。」とあります。なんと、イエスの弟子たちのあきらめないその心意気に、私たちも教えられたいところですね。当時の教会に迷いはありませんでした。彼らは確信をもって祈ったのです。生きておられる神に祈りましょう。では今日も良い一日となるように祈ります。

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