聞け。そうすれば生きる

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき

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アップロード日
2024.11.27
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] イザヤ書 55章
放送日
2024.11.27

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「世の光」の時間です。お聞きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週は、旧約聖書イザヤ書の53章から58章の各章からお話ししています。
まず、イザヤ書が書かれた時代が、実際にどんなであったか、お話しします。
古代イスラエル王国が、南北に分裂し、北のイスラエル王国は、アッシリアという国に滅ぼされてしまいます。そのアッシリアは、南のユダ王国にも侵略してきました。そのとき、ユダ王国は、何とか滅びずに済みましたが、その後、バビロンという国が、ユダ王国を滅ぼし、人々をバビロンに連れて行ってしまったのです。
その様な時代にイザヤ書は書かれました。
この王国の滅亡は、ユダ王国に対する神によるさばきでした。
この神のさばきの目的は、人々に自分の罪を認めさせ、神に立ち返らせることでした。
神は、人を救おうとされているのです。
イザヤ書では、神のきびしいさばきの宣告が語られるとともに、すばらしい神の救いのご計画が預言されています。
実際に、ユダの人々は、ペルシャという国のキュロスという王によって、解放され、帰国し、神殿を再建することが出来ました。
イザヤ書の55章で神は、「聞け。そうすれば生きる」と語りかけておられます。
罪を犯し続ける人に、神は自分の言うことを聞くように語り続けているのです。
私たちに語りかけるお方である神は、いのちを与えて下さるお方です。
神の言われることを聞いて信じれば、人は生きることが出来るのです。
神が私たちにこのように言われています。「聞け。そうすれば、あなたがたは生きる。わたしはあなたがたと永遠の契約を結ぶ」
神が、永遠の契約を結んでくださったのです。それが、イエス・キリストの十字架によって立てられた新しい契約なのです。
神は、イエス・キリストが十字架で死に、そして復活してくださったことによって、永遠の契約を結んでくださいました。
そして今も、「永遠の契約を結ぼう」と私たちに語りかけ続けて下さっているのです。

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