イエスの言を聞いて

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2024.11.06
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 7章40~44節
[新約聖書] 使徒の働き 16章31節
放送日
2024.11.06

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
今日は「イエスの言を聞いて」という題でお話しましょう。イエス・キリストのことばが語られる時、そこには様々な反応があらわれてきます。「だれでも渇く者はわたしのところに来て飲むがよい」という説教を聞いて、人々の間に3つの反応が起こりました。ヨハネの福音書7章40節からです。
まず第一の人たちは、この方はまことの預言者である、と認めました。人々はイエス様を神から遣わされた預言者だと信じ、受け入れたのです。預言者として尊敬できますからイエス様のことばを神のことばとして受け入れ従っていくことができるでしょう。
第二の人たちは、この方はキリストである、と告白しました。イエスはキリストである、という信仰告白です。キリストとは名前ではなく称号です。太閤秀吉の太閤と同じです。太閤とは天皇にお仕えする大臣という意味ですね。ですから、キリストとはメシア、救世主という称号です。イエス様こそ私たちが待ちに待った救世主キリスト、救い主である、と告白したのです。
第三の人たちは、キリスト、救世主はまさかガリラヤから出て来ない、キリストはダビデの子孫から、また、ダビデのいたベツレヘム村から出ると聖書に書かれているではないか、と言いました。いわゆる反対者たちです。しかし反対者たちの多くはよく調べもしないで反対するということです。イエス様はガリラヤ出身ですが、生まれたのはダビデ王と同じベツレヘムの村でした。しかもイエスはダビデの子孫、ヨセフを父としていたのです。
このようにイエス様の説教によって3種類の人々に分かれ、論争と分裂が生じた、とヨハネは書いています。こんにちに至るまでイエス・キリストの教えについて分裂し、論争が繰り広げられてきました。ですから驚くことはないでしょう。大切なことは私たちがどの種類の人々に与するか、ということです。ラジオの前の皆さんは、第一と第二の人々に属していただきたいのです。聖書のことばです。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」(使徒の働き16章31節)

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