前科の持ち主

出演者
黒木昭江
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 人を許すことが出来ないとき

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アップロード日
2024.06.14
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] 使徒の働き 9章1~31節
[新約聖書] コリント人への手紙第一 15章9~10節
放送日
2024.06.14

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「世の光」の時間です。名古屋市の富田キリスト教会・金山キリスト教会の牧師、黒木昭江がお届けします。
今週は、キリストと出会って人生が変えられた人のエピソードを聖書の中からご紹介します。
今日、金曜日は、罪を犯した過去を持つ人のエピソードです。
彼の名前はパウロ。この人はユダヤの宗教原理主義者で、多くの人を殺害しました。組織の一員として、クリスチャン達を憎み、次々と牢に入れ、殺したのです。ある日、パウロはもっと多くのクリスチャンを殺そうと思い立ち、別の町へと移動しました。そして、その途上でイエス・キリストに出会ったのです。
劇的な出会いでした。突然、天から光が差し、その光の中からキリストは彼に語りました。「なぜわたしを迫害するのか」。その瞬間、パウロは目が見えなくなります。
キリストはパウロを罰したかったのではなく、罪の生活から救い出したかったのでした。そして、一人のクリスチャンをパウロの元へ遣わし、その人が祈りをささげると、パウロの目からうろこのようなものが落ちて、見えるようになります。この時、彼は、自分がこれまでしてきたことの罪深さを悟ったのです。
パウロはクリスチャンになります。しかし、キリスト教会には、パウロによって殺された者たちの遺族がいました。パウロは加害者でした。パウロは信仰生活を送りながら、繰り返し、繰り返し、自分の過去と向き合わされました。
しかし、苦しくなるたび、キリストはパウロに、十字架の恵みを語ってくださったのです。
キリスト教会には十字架がかかっています。それは、神が人の罪を赦してくださったしるしです。後に使徒と呼ばれる伝道者となったパウロは、教会宛てにこんな手紙を書いています。「私は使徒の中では最も小さい者であり、神の教会を迫害したのですから、使徒と呼ばれるに値しない者です。ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました」(コリント人への手紙第一15章9節10節)
神は私たちの罪も、赦してくださいます。そして、新しい人生をくださいます。
ぜひお近くの教会をお訪ねください。イエス様はあなたが来られるのを待っておられます。

コメント

ゴーシュ
再生時間が5分というのはちょっとみじかすぎると思います。もう少しじっくりと話を聞いていたいです。でもよくまとめられているので感心して聴いています。

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