行いをまねてはいけない

出演者
福井誠
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制作
一般財団法人 太平洋放送協会

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アップロード日
2021.02.01
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 23章3節
放送日
2021.02.01
 「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井誠です。「継続は力なり」聖書を一日一日と読み進むなら、不思議にも自然に養われるものがあります。今日も聖書を開いてまいりましょう。今日は、マタイの福音書23章3節から、「行いをまねてはいけない」と題してメッセージをお伝えいたします。
 「彼らがあなたがたに言うことはすべて実行し、守りなさい。しかし、彼らの行いをまねてはいけません。彼らは言うだけで実行しないからです。」
 スマホのアプリ、スタンドFMで放送中の私の聖書通読ブログ音声版で、マタイの福音書を聴いてこられた方は、流れがわかっていると思います。イエスは、律法学者やパリサイ人たちと度々衝突してきました。そしてこの23章で、イエスは彼らの腐敗や欠点を容赦なく批判していますね。
 しかしマタイは、律法学者やパリサイ人を批判しようとしているのではなくて、読者に正しい信仰のあり方を、イエスの言葉を通して語ろうとしています。イエスは言います。「彼らの言うことはすべて実行し、守りなさい。しかし、彼らの行いをまねてはいけない」と。彼らが口にするのは、聖書のことばなので聞くに値する。しかし彼らは、口にする聖書の言葉を、それほど実行してるわけではない。だから、彼らの行いを見て、まねるようなことがあってはいけない。しばしば、信仰の世界にはこのような矛盾があるものです。人間は罪人ですから、致し方がないと言えばそうですが、言葉と行いが一致した信仰を持っていきたいと思うところでしょう。
 私自身、聖書の言葉を人に語りながら、やはり、その言葉には自分がついていけていない状況を感じることがありますね。大切なのは、そのような自分をわきまえて、絶えず神のみことばにとどまって、神に従うことを志すことなのでしょう。もちろん信仰は、個人の頑張りや、努力によるものではなくて、神の恵みにより自然に育っていく部分もあるものです。しかし、ぼーっと人生を歩んで、信仰の高嶺を踏み進んでいくこともできません。彼らの言うことをすべて実行しなさいというように、神のことばを心に留め、神に従う思いをもって、日々、信仰の歩みを進めていきたいものですね。
 では今日も、良き一日となるように祈ります。

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