主はあわれみ深いからです

出演者
福井誠
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制作
一般財団法人 太平洋放送協会

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アップロード日
2019.06.19
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 歴代誌第一 21章13節
放送日
2019.06.19
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。「継続は力なり」聖書を一日一日と読み進むなら、不思議にも自然に養われていくものがあるものですね。今日も聖書を開きましょう。歴代誌第一 21章13節、「主は憐れみ深いからです」と題してメッセージをお伝えいたします。
 「ダビデはガドに言った。『それは私には非常に辛いことです。私を主の手に陥らせてください。主のあわれみは深いからです。私が人の手には陥らないようにしてください。』」
 サムエル記に詳しく、歴代誌がまったく触れていないのが、バテ・シェバとの姦淫の事件ですね。しかし歴代誌は、ダビデが犯したもう一つの罪。人口調査の問題を取り上げています。しかし、人口調査それ自体に問題があったわけではありません。というのも、それは軍事力の調査、あるいは神殿税義務者の調査、さらには相続地割り当ての調査といった形で、歴史的にも自然になされてきたことでした。なのに、これが部下のヨアブに異を唱えられたのみならず、神の意にも反したように描かれているのには理由があるようです。つまり、この時ダビデは、神殿建設を控えていました。となれば、彼はまず税金を集めるために納税義務者の数を調査すべきところでしたが、実際には軍事力を誇るかのように兵隊の頭数の調査をしてしまったのです。ダビデは、王としてすべきことの優先順位を誤っていました。実に罪は、姦淫といった倫理的な不道徳以上のものです。神の主権を認めず、神の御心にそぐわぬことはすべて罪です。しかし歴代誌の著者は、ここで罪に対する裁きではなく、神の恵みを強調しています。神は赦しと哀れみと忍耐に富んでおられるお方です。そのような神の憐れみのもとで、ダビデは悔い改めをし、人ではない、神の裁きがなされることを祈っていますね。 
 ここから教えられることは、ダビデはイスラエルの偉大な霊的な指導者であるとも言われていますが、実際には、彼も失敗を通して一つ一つ学ばせられていることです。偉人も一夜にしてはならず。神の懇切丁寧な指導によるというのが大事な点でしょう。憐れみ深い神に教えられていく歩みをしたいものです。では良き一週を祈ります。

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