マリアの賛歌1 私のたましいは主をあがめ
- 出演者
- 中山信児
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
- タグ
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- クリスマス
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- アップロード日
- 2024.12.09
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[新約聖書] ルカの福音書 1章46-55節
- 放送日
- 2024.12.09
「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。川崎にある菅生キリスト教会の牧師、中山信児です。
クリスマスが近づいてきました。新約聖書ルカの福音書には、三つの美しい賛歌、神をたたえる歌が記されています。今日はその中の一つ、「マリアの賛歌」をご紹介します。
「マリアの賛歌」を歌ったのは、イエス・キリストの母マリアです。マリアはヨセフのいいなづけでしたが、まだ結婚はしていませんでした。そんなマリアに御使いが現れて「あなたは身ごもって、男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい」と告げましたが、これが「受胎告知」です。
マリアは主なる神に向かって「私のたましいは主をあがめ、私の霊は私の救い主である神をたたえます」と歌います。あがめます、たたえますと繰り返すところに、あふれるばかりの喜びと感謝、そして讃美の気持ちが表れています。
ではマリアは何を喜び、感謝しているのでしょう。
「この卑しいはしために目を留めてくださったからです」ということばが、彼女の思いを表しています。マリアは、普通の結婚をし、貧しくても幸せな家庭を築いて普通に生きようとしている普通の女性でした。マリアのことばには、自分は神の前の小さなひとりに過ぎない、という謙虚な思いが込められています。神は、そんなマリアに目を留め、光を当ててくださいました。でも、彼女が喜んでいるのは、自分に光が当たったことではありません。
当時、彼女の国イスラエルはローマ帝国の占領下にあり、大勢の人たちが苦しんでいました。マリアの心には、苦しむ人たちに神の救いと助けが届くようにという祈りがありました。マリアは、御使いのお告げによって身ごもるという奇跡を、人々を救う祈りの答えと考え、喜びをもって受けいれたのです。
この時、マリアが身ごもったお方こそ、すべての人を罪と死から救い、この地に正義と平和をもたらしてくださる救い主イエス・キリストです。
皆様の上に、神様の祝福が豊かにありますように。
クリスマスが近づいてきました。新約聖書ルカの福音書には、三つの美しい賛歌、神をたたえる歌が記されています。今日はその中の一つ、「マリアの賛歌」をご紹介します。
「マリアの賛歌」を歌ったのは、イエス・キリストの母マリアです。マリアはヨセフのいいなづけでしたが、まだ結婚はしていませんでした。そんなマリアに御使いが現れて「あなたは身ごもって、男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい」と告げましたが、これが「受胎告知」です。
マリアは主なる神に向かって「私のたましいは主をあがめ、私の霊は私の救い主である神をたたえます」と歌います。あがめます、たたえますと繰り返すところに、あふれるばかりの喜びと感謝、そして讃美の気持ちが表れています。
ではマリアは何を喜び、感謝しているのでしょう。
「この卑しいはしために目を留めてくださったからです」ということばが、彼女の思いを表しています。マリアは、普通の結婚をし、貧しくても幸せな家庭を築いて普通に生きようとしている普通の女性でした。マリアのことばには、自分は神の前の小さなひとりに過ぎない、という謙虚な思いが込められています。神は、そんなマリアに目を留め、光を当ててくださいました。でも、彼女が喜んでいるのは、自分に光が当たったことではありません。
当時、彼女の国イスラエルはローマ帝国の占領下にあり、大勢の人たちが苦しんでいました。マリアの心には、苦しむ人たちに神の救いと助けが届くようにという祈りがありました。マリアは、御使いのお告げによって身ごもるという奇跡を、人々を救う祈りの答えと考え、喜びをもって受けいれたのです。
この時、マリアが身ごもったお方こそ、すべての人を罪と死から救い、この地に正義と平和をもたらしてくださる救い主イエス・キリストです。
皆様の上に、神様の祝福が豊かにありますように。
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