イエス・キリストだけは分かってくださる

出演者
高橋宣広
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

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アップロード日
2024.10.04
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 26章10節
放送日
2024.10.04

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「世の光」の時間です。福井県福井市にあります、福井中央キリスト教会の牧師、高橋宣広です。
良かれと思ってやったことで、周りから批判されてしまった。そんな経験があるでしょうか?
約2000年前、イエス・キリストのそばにやって来た女性も、同じような批判にさらされました。彼女は、心からの感謝を表したいと、自らの意思で、持っていた最高の宝物をイエス様にささげました。今のお金に換算すると、約300万円もするような高価なナルドの香油を、つぼを割り、いっぺんに丸ごと、お食事をされていたイエス様の頭に注いだのです。すてきな香りがイエス様から食事会場全体に広がりました。
しかし、周りにいたイエス様の弟子たちはびっくりしました。「なんて、無駄なことをするんだ。もったいない!」そう厳しく彼女を責め立てました。
私は、この時の弟子たちの気持ちが良く分かります。家で子どもたちが水道を出しっぱなしにしていたり、電気を無駄遣いしていると、「もったいない。止めなさい」と、叱ってしまう親です。この世のお金の価値観・損か得かで、判断しやすい者です。
みんなが、この女性を批判する中にあって、ただ一人、イエス様だけは彼女の真心に気付いてくださいました。聖書のマタイの福音書26章10節には、こうあります。「 イエスはこれを知って彼らに言われた。『なぜこの人を困らせるのですか。わたしに良いことをしてくれました。』」
「彼女は、わたしのために本当に立派なことをしてくれたんだよ!」と、イエス様だけが、彼女の思いを分かってくださいました。イエス様だけが、「すごいことをしてくれたね!」と、ほめてくださいました。
彼女がイエス様にナルドの香油をささげたこの出来事は、今、聖書の3つの箇所に記録されています。2000年たっても、今も世界中の人たちに、きらきらと輝きを放っています。
私たちも、真心が伝わらないことがあるかもしれません。人から認めてもらえないことがあるかもしれません。けれども、ただお一人、イエス様だけは、あなたの真心を分かっていてくださいます。
そんなイエス様のすばらしさを『聖書』から探してみませんか。

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