ルーツを知る

出演者
関根弘興
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.11.20
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 創世記 1章1節
放送日
2023.11.20

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「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか?関根弘興です。今週は、聖書の創世記の中からご一緒に人生を考えていきましょう。旧約聖書の創世記という書物は、すべてのものの「はじまり」「ルーツ」というものが記されています。
だれでも「自分はいったい何者なのだろう?」「本当に自分は、価値ある存在なのだろうか?」「人生の意味は果たしてあるのだろうか?」「なぜ私という存在はこの世に生まれたのだろうか?」こんなことを考えることがあります。そして、こうした問いに関して答えを見つけようとするのですが、なかなか見つかりません。そこで、多くの人が、「まあ、あまり深く考えず、とにかく、元気を出しなさい。頑張りなさい。弱音を吐いてはいけません。もっと強くなりさない」と叱咤激励するわけですね。それが悪いというわけではありませんが、人は、自らの存在の意味がわからない限り、いくら頑張っても虚しさを感じてしまうものです。
人は、自分の存在や行動の意味、そして目的を知りたいという欲求を持っています。しかし、なかなか答えが見つからないので、自分の存在に確信を持てないわけです。
では、人は、どうすれば自分の価値を知り、存在を知ることが出来るのでしょうか。そのためには、「はじめ」に戻って考えることが必要なのですね。
創世記には、すべてのもののルーツが書かれています。また、天と地を創造された神様がどのようなお方であるかが書かれています。ですから、創世記を読むことによって、私たちは、自分の存在の意味や目的を確認することができるわけです。
それでは、創世記1章1節には何と書かれているのでしょう。「はじめに神が天と地を創造された」と書かれています。聖書は、「神が存在するのか、しないのか」などという議論は一切しません。最初の一ページの一行目から、「はじめに神が天と地を創造された」とまるで新聞の大見出しのように宣言をしているのです。つまり、私たちの人生は、この最初の一行を信じ生きることから出発するのですよ、と聖書は教えているわけです。私たちは、時間の中に生きています。聖書の最初に書かれている「はじめに神が」ということばは、時間の出発、また、すべてのもの出発が、天地を創造された神様に起因しているということを教えているのですね。私たちが、こうして歴史の中の限られた時間の中で生きていることも、神様の存在なしにはあり得ないということをまず覚えていきましょう。

コメント

中野周治
『神様の目には私達は高価で尊く、神様は私達を愛しています!』『私達の主な目的は何でしょう?私達の主な目的は神様の栄光を現し、永遠に神様を喜ぶ事であり、今より後、もっともっとより深く神様を知る事です!』

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