どんな時でも

出演者
印慶子
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.01.25
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] 使徒の働き 16章
放送日
2023.01.25

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「世の光」の時間です。今日は宮崎で牧師をしています印慶子が担当いたします。年が明けると「良い年になりますように」と私たちは願うことでしょう。特にここ数年、私たちはコロナや戦争、自然災害と悲しいニュースばかり耳にしてきました。だからこそ、「今年こそ」と思ってしまいます。
聖書にこんなお話があります。それはイエス・キリストの話をしたため、牢屋に入れられたパウロという人のお話です。
その夜、彼はこれから自分がどうなるのか分からない中でも、神をほめたたえる歌を歌っていました。そして、周りにいた人々は、その声に聴き入り、穏やかな夜を過ごしていたのです。
そんなとき、突然地震が起こりました。しかも、この地震のため牢屋の戸が開いてしまったのです。慌てた看守の人は、囚人たちがみんな逃げたと思い自殺しようとします。しかし、ここでパウロは「みんなここにいますよ」と言うのでした。
そこで看守は先ほどまでの歌声、そして、この地震の中でのすべての出来事からパウロにこう尋ねます。「救われるためにはどうしたらいいのでしょうか」と。そして、パウロは「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」と答えるのでした。
たしかに、私たちは幸せな日々安定した生活を求めます。でも、それらが一瞬にしてなくなる世界を私たちは見てきていることでしょう。だからこそ、どんな時でも私たちの心がいつも穏やかに過ごすことができたら、どんなに良いでしょうか。
じつは、パウロはとても優秀な人でした。そして、頑張って神様に従おうとしていました。 でも、彼は必死に頑張っていく生き方ではなく、自分のいのちを投げ出してまでも私たちを罪から解放することを望まれた主イエス・キリストと出会ったとき、この主と共に生きる解放された心、自由な心で豊かに過ごすことの喜びを知ったのでした。
今年もまだ始まったばかり。きっと皆さんの365日が良い時もあれば、悲しいとき、辛いときもあることでしょう。しかし、どんなときでも神をほめたたえ賛美して行くとき、主はいつもあなたと共にいてくださいます。良き一年となりますようお祈りいたします。

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