「ダビデ王の失敗」

出演者
羽鳥頼和
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制作
一般財団法人 太平洋放送協会

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アップロード日
2021.05.25
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 歴代誌第一 21章
放送日
2021.05.25
 「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
 イスラエルの王、ダビデという人物をご存じでしょうか。聖書で語られているイスラエル王国の王様です。実は最近まで学者の中には、聖書にしか出てこないダビデ王は、架空の人物であると主張する学者たちがいました。
 しかし、1993年に、イスラエルのダンで、ダビデの家と記されている石碑が発見されました。この石碑は、紀元前九世紀のものでした。この発見によって、ダビデが実在の人物であり、王朝の創始者であることが認定されたのです。今週は旧約聖書の歴代誌から、この実在したダビデ王についてお話ししています。
 イスラエルの王に即位したダビデ王は、連戦連勝で王国を確立しました。そんなダビデは、自分の力を確認しようと、部下の反対にも関わらず人口調査を断行しました。この時、高慢になっていたダビデは、神に信頼するのではなく、自分の戦力を気にしていたのです。
 聖書は、サタンがダビデをそそのかしたと教えています。ダビデ王の命令は、神の目には悪しきことでした。それで神はイスラエルを打つことを決められます。神は王であるダビデに、罪の裁きとして、三つのわざわいのうちから一つを選ぶように告げます。その三つとは、三年間の飢饉か、三カ月の間の敵の攻撃か、三日間疫病で打たれるかでした。
 ダビデは悩みに悩み、疫病に打たれることを選びました。神はイスラエルに疫病をくだされました。それで、七万人が疫病に倒れました。それを見たダビデは神に謝りました。「神よ、民を数えろと言ったのは私です。私が罪を犯したのです。民ではなく私を打ってください。」
 神はこのことを通して、ダビデを王として整えられました。ダビデは知ったはずです。自分がサタンにそそのかされて、罪を犯してしまう弱いものであることを、そして、王として国を治める責任を思い知らされ、そして何よりも、神を恐れ、神を信頼しなければならないことを教えられたのです。

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