働きを共にしなかった者

出演者
板倉邦雄
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制作
一般財団法人 太平洋放送協会

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アップロード日
2020.02.04
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] 使徒の働き 15章
放送日
2020.02.04
「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、板倉邦雄です。今日は「働きを共にしなかった者」という題でお話ししましょう。
 私たち人間は、本来弱いものです。そしてまた、他人には厳しいけれど自分には甘いのです。ですから、何かをしようと決心したり、他人と約束をしても、それを中途でやめてしまったりしてしまいます。今日は、働きを共にしなかった者のために、伝道チームが別々になってしまったお話しです。使徒の働き15章です。
 さて、アンティオキア教会で神のことばを教え、宣べ伝えていたパウロとバルナバでしたが、ある日、パウロはバルナバに言いました。
 「さあ、前に神のことばを伝えたすべての町々にいる信徒たちを訪問して、みんながどうしているか見てこようではないか。」
 第一回の伝道旅行で、働きと苦難を共にしたバルナバは大賛成でした。パウロとバルナバは、今までの困難や試練を二人三脚で乗り越えてきましたから、今度の第二回の伝道旅行も当然一緒です。
 ところがバルナバは、マルコと呼ばれるヨハネも一緒に連れて行くつもりでした。しかしパウロは、第一回の伝道旅行で、これからという時、パンフリヤのペルゲで一行から離れエルサレムに帰ってしまい、働きを共にしなかったような者は、一緒に連れて行かない方が良いと考えたのです。そこでマルコの同行には反対でした。
 そこで一度は、伝道旅行の大変さと迫害などを恐れて逃げ帰ってしまったマルコに、もう一度チャンスを与えて、一人前にしてあげようとするバルナバと、神様の仕事のために同行しなかった者は、今回は連れて行くわけにはいかないと主張するパウロの間で、激論となってしまいました。両方の言い分もよくわかりますね。二人の主張は平行線をたどりました。その結果、お互い別れ別れになって伝道旅行をすることになったのです。
 ここから二つのことが教えられます。神の働きのためには心の一致が大事です。一人では何もできません。それからもう一つ、結果的に二組の伝道チームが生まれたことでした。

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