骨が潤う、健康な人生

出演者
黒木昭江
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2025.06.04
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 箴言 3章7~8節
放送日
2025.06.04

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「世の光」の時間です。今週は愛知県名古屋市の富田キリスト教会の牧師、黒木昭江がお届けしています。
6月。気候が不安定で、心身の健康が気になる時期ですが、聖書は、人生を健康にする秘訣を、私たちに教えてくれます。健康な人生とはいったいどんな人生なのでしょう。
聖書に訊いてみましょう。旧約聖書・箴言3章7~8節「主を恐れ、悪から遠ざかれ。それは、あなたのからだに癒やしとなり、あなたの骨に潤いとなる」
健康な人生とは、骨が潤う人生だと聖書は言います。骨が潤うとは、生命力に満ち溢れるという意味でしょう。そんな人生を歩むにはどうしたら良いのか。それは、主、つまり神様を重んじて、悪から離れることだと聖書は私たちに教えています。
そんな人生を生きた一人が、ダビデという人です。
紀元前、イスラエル国家をサウルという王が治めていました。しかし、娘婿ダビデが躍進し、国民の人気を集め始めると、サウル王は嫉妬し、ダビデを殺そうと計ります。ダビデは逃げますが、サウルは部下を連れてダビデを追い続けました。そんなある日、ダビデにチャンスが訪れます。身を潜めていた洞穴に、サウル王が一人で入って来たのです。サウルは用を足したくて、部下と離れ、一人、入って来たのでした。サウル王は今や無防備。ダビデの部下は言います。「今がチャンスです!サウルを倒しましょう」。しかしダビデは「ダメだ」と説き伏せます。ダビデは、人を裁くことができるのは神だけで、自分で復讐するのは愚かなことだと分かっていました。そして、用が済んで洞穴から出て行くサウルを「サウル王様、なぜあなたは私を殺そうとするのですか。私の部下はあなたを殺そうとしましたが、私はそれを止めました。私はあなたに害を加えません。それをどうか分かってください」。このダビデのことばを聞いて、サウル王は涙を流し、そして言いました、「おまえは私より正しい。おまえは必ず王になる」。こうしてサウルは戻って行ったのです。
私たちもまた、神を重んじて生きるなら、骨が潤う健康な人生を送ることができます。
ぜひ、明日もまた放送をお聞きください。

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