キャッチボール

出演者
関根弘興
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき
  • HAPPY

もっと詳しく見る

アップロード日
2024.11.19
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ピリピ人への手紙 2章6,7節
放送日
2024.11.19

いいね登録

     登録数:2

いいねリストを見る

「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか?関根弘興です。
ある子育ての本の中に、こんなことが書かれていました。コミュニケーションの基本は、キャッチボール式コミュニケーションでなければならない、とあったのです。しかし、多くの場合は、バレーボールのスパイク式コミュニケーションが多いというのですね。バレーボールのスパイクですからね。上から下へ強烈にたたきつけるやり方です。これでは、たしかに良いコミュニケーションを持つことはできませんね。一方的に上から言われても、決して良いコミュニケーションをとることなんてできません。なにやっているの、言うこと聞きなさい、早くしなさい、しょうがないね、あなたの話なんて聞いていられません!これじゃ、まるでボールをコートにたたきつけるような、そんな感じですね。返すことができません。
ある遊園地の社内教育に、迷子になって泣いている子どもの取扱いをどうするのか、という対応の仕方の訓練があるそうです。後ろから、頭ごなしに見下ろして「どうしたの」と声をかけてはいけない、というのですね。腰をかがめ、その泣いている子どもの目線まで下りていって、初めて声をかける、これが大切だと言うんですよ。つまり、大切なのは、目の位置だというわけです。
私たちが、何かを伝えようとするとき、頭ごなしでは伝わりません。相手の立場になって初めて良いコミュニケーションが取れていくはずですね。
それでは聖書は、神様と私たちとのコミュニケーションをどう記しているのでしょう。もし、神様が一方的に上からバレーボールのスパイクを打つような、私たちとコミュニケーションを取ろうとするなら、私たちは、ただ打ちたたかれてしまうだけになってしまうでしょうね。でも、神様の方で、私たちの目線にまで下ってきてくださったならどうでしょう。
いまからおよそ2000年前に神である方がこの地上に来てくださいました。その方こそ、主イエス・キリストです。聖書にはこう記されています。「キリストは、神の御姿であられる方なのに、神としてのあり方を捨てられないとは考えず、ご自分を空しくして、しもべの姿をとり、人間と同じようになられました。」このように記されているんですね。つまりイエス・キリストは、あなたの目線にまでおりてくださり、私たちはイエス様とキャッチボールのように親しくコミュケーションを持つことが出来るんですよ、と聖書は教えているんです。さあ、イエス・キリストにあなたの思いのままを打ち明けて、キャッチボール、始めてみませんか。

コメント

番組に対するコメントはまだありません。ぜひ感想をお願いいたします。

コメントを投稿する

お問い合わせ