神は万事を益に

出演者
吉行孝彦(日本メノナイト・キリスト教会会議 佐土原キリスト教会)
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 病気のとき

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アップロード日
2023.09.15
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ローマ人への手紙 8章28節
放送日
2023.09.15

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「世の光」の時間です。宮崎市にある佐土原キリスト教会の牧師・吉行孝彦です。
私は教会の奉仕の中で「失敗した、対応が悪かった、本当に申し訳ないことをした」と激しい後悔とともに自分が責められてどうしようもなかったことがあります。また失敗の結果に恐れも感じ、精神的に崩れて行きました。お医者さんから「今すぐ入院しなさい」と言われて総合病院の精神科に入院し、ラジオから流れてくるクリスマスの讃美歌から逃げるようにして過ごしました。
私は「失敗した」と焦っていましたが、ある日、気づきを与えられました。「神様は、ここまでいつも失敗を補って導いて来てくださったな…あっ、そうだったら、ベッドに潜り込んでいる今も私は神様の御手の中にいるんじゃないか」その時、「神が何かをする」という心に響く声というか、印象が、魂をよぎったのです。神様が働いてくださるというのです。私の心に希望が生まれました。薬も効いて来たでしょう。しかし、この神様との出会いによって、私は不思議なほど急速に快復して行きました。
あの時「この状況に解決はあるのか」ともがいていたのに、今は「あの経験がなかったら、今、何を土台に牧師をしていただろうか」と心から感謝しているのです。  
私の入院中、家内は、1歳半の子どもを連れて元気に見舞いに来て、私の世話をしてくれました。私は「なぜこの人はこんなに元気なのだろう」と思いました。しかし、考えたら、彼女はその1年半前、産後鬱で7週間、同じ病棟に入院していたのです。でも、その酷い状態から神様に助け出されたのです。だから、経験者の強みで「この人も必ず快復する」と思うことが出来たのだと思います。私の入院中、彼女が教会のことをしてくれました。退院後、ある方に「家内が元気でいてくれて助かりました」と言ったら、その方が言われました。「神様は、吉行先生が病気になる1年半も前から奥さんを準備しておられたのですね」。
ローマ人への手紙8章28節を新改訳第3版でお読みします。「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています」
ある著名な牧師は「この『すべて』にはあなたの失敗も含まれている」と言いました。私はこのみことばを経験させていただいたように思っています。万事を益として下さる神様とともに生きるということ、何と感謝なことでしょうか。

コメント

中野周治
『もし自分の罪を言い表すなら神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し全ての悪から私達を聖めて下さいます!』『神様が喜ばれる捧げ物は、砕かれた霊、悔いた心です!神様は、それを蔑まれません!』『自分を裁く者は裁かれません!』

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中野周治
♪主イェスの御元に♪慰め在り♪憂も悩みも消え去るべし♪贖い主よ♪我をそこに♪匿いたまえ♪御恵み持て♪主イェスは医者なり♪その御手持て♪いかなる傷をも♪癒したまわん♪贖い主よ♪我をそこに♪匿いたまえ♪御恵み持て♪

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