眠りにつく

出演者
関根弘興
コメント数
0
制作
一般財団法人 太平洋放送協会
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 死や命について考えているとき
  • クリスマス・イースター

もっと詳しく見る

アップロード日
2021.03.30
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マルコの福音書 5章
放送日
2021.03.30
 「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。キリスト教会のカレンダーでは、今週はイエス・キリストが十字架につけられたことを覚える受難週で、今度の日曜日は、イエス・キリストが死からよみがえられたことを記念するイースターを迎えます。そこで今週は、ご一緒に、聖書から「死」と「復活」ということについて考えていきましょう。
 昨日は、人は誰も例外なしに死を迎えるというお話をしました。しかしイエス・キリストこそ、死を乗り越えるいのちを与えることができる方だと聖書は伝えています。新約聖書のマルコの福音書5章を読むと、会堂管理者のヤイロという人が、「自分の娘が死にかけているので助けてください。」とイエス様に懇願してきました。
 しかしイエス様が、ヤイロの家に着いた時には、すでにこの娘は息を引き取っていました。周りの人々の泣き声が響く中、イエス様は、なんと「恐れないで、ただ信じなさい。なぜ取り乱して、泣くのですか。子どもは死んだのではない。眠っているのです。」と言われました。人々はイエス様をあざ笑い、あきれてしまったのです。
 しかしイエス様は、子どものいるところへ入って行かれ、「少女よ。あなたに言う。起きなさい」と語りかけると、すぐさま起き上がり歩き始めたのです。この出来事は、イエス様の働きがどのようなものなのかを伝える、大変象徴的な出来事になりました。つまり、イエス・キリストの前では、死は眠っているに過ぎない。そしてイエス・キリストは眠りから、冷ましてくださるお方だということです。
 新約聖書の後半の手紙をたくさん記したパウロは、テサロニケに送った手紙の中でこう記しています。「眠っている人たちについては、兄弟たち、あなたがたに知らずにいてほしくありません。あなたがたが、望みのない他の人々のように悲しまないためです。」こう記しています。眠っている人たちとは、死んでしまった人たちのことです。すでに眠ってしまった人たちが、どうなるのだろうかと誰もが考えていました。
 しかし聖書は、「あなたがたが、望みのない他の人々のように悲しまないためです。」と書かれてるように、たとえ悲しい涙をあふれるほど流したとしても、永遠の望み、希望があると実は約束しているのです。なぜなら、眠りからさまして下さるイエス・キリストがいてくださるからです。

コメント

番組に対するコメントはまだありません。ぜひ感想をお願いいたします。

コメントを投稿する

お問い合わせ