ルカの福音書 20-あなたがたのためのしるし

出演者
大嶋重徳
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制作
一般財団法人 太平洋放送協会

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アップロード日
2020.06.18
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 章
放送日
2020.06.18
「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか、大嶋重?です。ルカ福音 書を順番に読んでいます。
天使が突然、野原で羊を飼っている羊飼いのところに現れました。羊飼いの 多くは子どもたちの仕事だったといわれています。今で言うなら、夜に塾帰り、 コンビニ前でたむろしている高校生たちの前にいきなり天使が現れたわけです。 恐いですよね。そして天使はこう言いました。「今日ダビデの町で、あなたがた のために救い主がお生まれになりました。」
しかしですよ。羊飼いたちは別に、メシアの到来を待ちわびていたわけでは ありません。自分の親にも「教会へ行きなさい」と言われるよりも、「羊の番を しておけ」と言われて育ってきたわけです。ですから、天使から「『あなたがた のために』と言われても、いや全然待ってないけど...」と、天使のことばは羊 飼いにとって、楽しみにしていた「喜びの知らせ」では何でもなかったのです。 彼らは安息日に会堂に行って礼拝をするような人たちではありませんでした。
しかし、これらの天使のことばの中に、彼らに響いた一つのことばがありま した。それは、「あなたがたは、布にくるまって飼葉桶に寝ておられるみどりご を見つけます。これがあなた方のためのしるしです。」それは、「飼葉桶」とい う言葉でした。
「キリストは飼葉桶に寝ている」もしもこれが、「救い主が生まれたのはベツ レヘムの何とかっていうお金持ちの家に生まれた」だったら、羊飼いは探しに 行かなかったでしょう。いや、行けなかったんです。彼らの着ている服は、羊 の臭いが染み付いた汚れた服でした。もし暖かい宿屋の中だったら、「羊飼い! 何入ってきてんの、出ていけ!お前たちの来る場所じゃない!」と言われるの がオチでした。
しかし、「飼葉桶」という言葉が連想させたものは、飼葉桶がある場所は「自 分たちの服を着替える必要のない場所」彼らのありのままの姿で入っていける 場所でした。飼葉桶の匂いは彼らの服の匂いと同じ匂いでした。「飼葉桶」とい う言葉こそ、自分のための救い主なのかもしれないと、彼らが考えることので きる唯一の言葉だったのです。
「あなたがたのためのしるし」の「しるし」という言葉は、「目印、合図」と いう意味とともに「奇跡」という意味があります。まさしく「飼葉桶でキリス トが生まれた」という言葉が、彼らの心に奇跡を起こしたのです。
今日も、神様はラジオを聞いているあなたの心に、奇跡を起こしたいと思っ ておられます。あなたが着替えることもなく、そのままの姿で出会うことので きる場所で、キリストは、あなたの人生に奇跡を起こそうと待っておられます。 その奇跡を受け取りませんか。

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