お前は救い主なのか?
- 出演者
- 関根弘興
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
- タグ
-
- イースター
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- アップロード日
- 2025.04.16
- カテゴリ
- 人物・人生
- 放送日
- 2025.04.16
「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興です。今週は、イエス・キリストが十字架につけられたことを覚える受難週です。
ゲツセマネの園で祈られたイエス様は、そこを立ち上がっていきました。すると、イエス様をわずか銀貨30枚で裏切ったユダを先頭に、ユダヤの宗教指導者たちが兵隊を連れてイエス様を逮捕するためにやってきたのです。すると、イエス様の弟子であるペテロは剣を抜き大祭司のしもべに斬りかかりました。するとイエス様は「剣をもとに収めなさい。剣を取る者はみな剣で滅びます」とペテロをいさめたのです。こうして真夜中の逮捕となりました。そして、すぐにイエス様に対する審問が始まりました。ユダヤの指導者たちは、次から次へと偽りの証人を呼び、証言させたのです。しかし、証言自体が偽りなので、だんだん辻褄が合わなくなってしまうわけですよ。
そこで、当時のユダヤ教のもっとも権威ある大祭司がイエス様に言いました。「おまえは神の子キリストなのか、答えよ」すると、イエス様は「あなたの言ったとおりです」とお答えになりました。その答えに大祭司は激怒しました。「神への冒涜だ。これでもまだ、証人が必要だというのか」「イエスは自分を救い主だ、神の子だと言っている、神を冒涜しているのだから死刑にあたる」と即刻結論を出したのです。当時、ユダヤはローマ帝国の支配下にありました。ですから死刑執行の権利はありませんでした。しかし、例外があって、自分たちの宗教に関する問題にかぎっては、死刑が認められていたのです。たとえば、神殿の中には異邦人の立入禁止の場所がありました。もしそこに異邦人が立ち入ったら、処刑できたのです。また、神を冒涜する者、偽預言者、宗教上の罪を犯した者は、「石打ちの刑」にすることができたのです。ですから、「イエスは神を冒涜した」というなら、彼らは自分たちで即刻石打ちの刑にすることができたはずです。ところがですね、彼らはイエス様を石打ちの刑にすることでは満足できないと考えたのでしょうね。なぜなら、聖書には「木にかけられたものは呪われる」、こういうことばが出てくるのです。つまり、イエスを十字架につけてしまえば、呪われたものとなって、金輪際イエスを慕う者など起こらなくなるだろう、そう彼らは考えたのかも知れませんね。
そこで、彼らはローマ総督ピラトのもとに連れて行って、ローマ帝国が行っている最もむごたらしい十字架刑をピラトに願い出たのです。
ゲツセマネの園で祈られたイエス様は、そこを立ち上がっていきました。すると、イエス様をわずか銀貨30枚で裏切ったユダを先頭に、ユダヤの宗教指導者たちが兵隊を連れてイエス様を逮捕するためにやってきたのです。すると、イエス様の弟子であるペテロは剣を抜き大祭司のしもべに斬りかかりました。するとイエス様は「剣をもとに収めなさい。剣を取る者はみな剣で滅びます」とペテロをいさめたのです。こうして真夜中の逮捕となりました。そして、すぐにイエス様に対する審問が始まりました。ユダヤの指導者たちは、次から次へと偽りの証人を呼び、証言させたのです。しかし、証言自体が偽りなので、だんだん辻褄が合わなくなってしまうわけですよ。
そこで、当時のユダヤ教のもっとも権威ある大祭司がイエス様に言いました。「おまえは神の子キリストなのか、答えよ」すると、イエス様は「あなたの言ったとおりです」とお答えになりました。その答えに大祭司は激怒しました。「神への冒涜だ。これでもまだ、証人が必要だというのか」「イエスは自分を救い主だ、神の子だと言っている、神を冒涜しているのだから死刑にあたる」と即刻結論を出したのです。当時、ユダヤはローマ帝国の支配下にありました。ですから死刑執行の権利はありませんでした。しかし、例外があって、自分たちの宗教に関する問題にかぎっては、死刑が認められていたのです。たとえば、神殿の中には異邦人の立入禁止の場所がありました。もしそこに異邦人が立ち入ったら、処刑できたのです。また、神を冒涜する者、偽預言者、宗教上の罪を犯した者は、「石打ちの刑」にすることができたのです。ですから、「イエスは神を冒涜した」というなら、彼らは自分たちで即刻石打ちの刑にすることができたはずです。ところがですね、彼らはイエス様を石打ちの刑にすることでは満足できないと考えたのでしょうね。なぜなら、聖書には「木にかけられたものは呪われる」、こういうことばが出てくるのです。つまり、イエスを十字架につけてしまえば、呪われたものとなって、金輪際イエスを慕う者など起こらなくなるだろう、そう彼らは考えたのかも知れませんね。
そこで、彼らはローマ総督ピラトのもとに連れて行って、ローマ帝国が行っている最もむごたらしい十字架刑をピラトに願い出たのです。
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