目を上げて畑を見なさい

出演者
板倉邦雄
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.03.30
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 4章35~36節
放送日
2023.03.30

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
今日は「目を上げて畑を見なさい」という題でお話しましょう。
私の教会の近くに野菜畑が広がっています。収穫の時を待っているのです。この世界には、神の国の畑があります。既に神の畑は色づいて収穫を待っています。だから、「目を上げて畑を見なさい。」とイエス様は弟子たちに言われました。ヨハネの福音書4章35~36節です。
さて、サマリアの女が水がめを井戸のそばに置いたまま町へ行ってイエス様のことを伝えました。サマリアの町の人々は女の言う事に半信半疑で、イエス様の所へ向かっている最中でした。その間、イエス様は弟子たちにこう言われたのです。「あなたがたは、刈り入れ時が来るまでには、まだ4ヶ月あると、言っているではないか。しかし、わたしはあなたがたに言う。目を上げて畑を見なさい。はや色づいて刈入れを待っている。」
弟子たちの前には麦畑が広がっていたのでしょうか。黄金に輝く麦の収穫は4ヶ月先でした。しかし、イエス様はサマリア人たちの魂の収穫のことを語りかけていたのです。自分たちが軽蔑し、交際もしない、異教徒になったサマリアの人々を、神の国の神の倉に収穫するとイエス様は言っているのです。
ところで、目をあげると前方からサマリアの女を先頭にサマリアの人々が続々とイエス様のところに向かってくるではありませんか。はや色づいて刈り入れを待っているのです。
そして、続けてこうイエス様は弟子たちに言われました。「刈る者は報酬を受けて、永遠のいのちに至る実を集めています。」
弟子たちにとってサマリアは通過点でした。急いで通り過ぎたかったのです。まさか、ここで永遠のいのちに至る実を刈り入れて収穫作業をするとは思いもよらなかったのです。サマリア人はまだ後で良いと考えていました。しかし、ふしだらなサマリアの女の心ははや色づいていましたね。イエス様は永遠のいのちに至る活ける水を彼女に注いだのです。
次は、弟子たちが永遠のいのちに至る実を収穫する時がきました。目を上げて神の畑を見る時です。私たちを通して刈り入れが始まろうとしています。

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