自分をうちあける

出演者
板倉邦雄
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.03.27
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 4章25、26節
放送日
2023.03.27

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
今日は「自分をうちあける」という題でお話しましょう。ヨハネの福音書4章25、26節からお話します。
サマリアの女は神礼拝についてイエス様から教えられた後、続けてこう質問しました。「私はキリストと呼ばれるメシアが来られることを知っています。この方が来られる時には一切のことを私たちに知らせてくださるでしょう。」
「キリスト」とは、「油注がれた者」という意味を持ち、この世界を救う救い主、すなわちメシアのことです。サマリアの女はイエス様との会話の中に、やがてこの世に来られる救い主(メシア)、すなわちキリストを思い出させたのです。自分のことをすべて知っていて言い当てたからでしょう。さらに、このイエスの語ることばには、いのちと力があふれていたからです。
さて、翻って私たちの心の奥底には、「この世界には偉大な方がおられるのではないか」という思いがあるのではないでしょうか。この宇宙とこの地球の自然の営みを見るとき、そのような思いに駆られます。また、私たち人間の人体の不思議と神秘性を観察したときにも、「どこかに私たちの人体を設計して作られた方がいるのではないか」と思ったことも私はありました。また、悪いことをすると心がチクチクと痛むのはなぜなのかと考えたこともしばしばです。
「キリストと呼ばれるメシアという救い主が来られたら、すべてのことを私たちは知ることができます。」と言ったサマリアの女にイエス様は自分の正体をうちあけました。「あなたと話しているこのわたしがキリスト(救い主)です。」
イエスは彼女がずっと抱いていた希望、求めていた人生の意味と目的、真実の愛に答えたのです。5人の男性と結婚し離婚し、今、6人目の男性と暮らしている彼女はどんなに愛を求め、また愛に飢え渇いていたことでしょうか。このサマリアの女はイエス・キリストを受け入れる準備ができていました。ですから、イエス様は「わたしはあなたが待ち望み求めていた生けるいのちの水です。」とご自分の正体を明かされたのです。

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