“新しい人”の心にキリストの平和が

出演者
原田憲夫
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

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アップロード日
2022.02.16
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] コロサイ人への手紙 3章15節
放送日
2022.02.16

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。今週担当の原田憲夫です。今日はご一緒に新約聖書コロサイ人への手紙が新しい人に勧めるキリストの平和について耳を傾けたいと思います。
3章15節をお読みします。
「キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのために、あなたがたも召されて一つのからだとなったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。」
私たちは日常生活の中で、様々な出来事によって心が揺れ動き、自分を見失うときがあります。その時、私たちの心がキリストの平和で治められるようにと勧めるのです。
ところで、キリストの12弟子の一人にマタイと呼ばれる人がいます。レビと呼ばれていました。彼は当時の支配者ローマ皇帝のために、通行税や物品税を徴収する取税人でした。この取税人は同じユダヤ人からはローマの手先とみなされ、またローマの権威を笠に私腹を肥やしていたので人間のクズと蔑まれていました。
ところが、キリストはこの町中の嫌われ者、取税人を静かに見つめ、ひとこと声をかけたのです。「私についてきなさい」
このひとことは、取税人レビの心の内側を激しく動かします。レビはすべてを捨てて立ちあがり、キリストに従ったのです。この時、レビの心には今まで味わったことのない不思議な喜びがあふれます。一人むなしく闇の中歩んでいた古い人レビが、彼の心を照らすいのちの光キリストに出会い、新しい人に生まれ変わったのです。
レビの心はキリストの平和で満たされ、喜びと感謝の心があふれでます。それで仲間たちや他の人たちも大勢呼び、キリストのために自分の家で盛大なもてなしをしました。
しかし、当然ながら非難の声が上がりました。ところがキリストはこう語ります。「医者を必要とするのは、健康な人ではなく病人です。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためです。」
そうです。キリストは死に至る病であるすべての人の罪をその身に負い、十字架の上でご自分のいのちを持ってその罪を贖うために来られたのです。
いかがでしょう。あなたの心の扉を開き、いのちの光キリストを心に向かえ、キリストの平和が心を支配する道へと一歩、歩み出しませんか。そして、日常生活で感謝の心をあふれさせていただこうではありませんか。

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