誇りをもって生きる

出演者
関根弘興
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2019.11.22
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] エペソ人への手紙 1章13節
[旧約聖書] イザヤ書 49章16節
放送日
2019.11.22

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世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興です。
 イエス様は、「税金をカイザルに納めることは、律法にかなっていることでしょうか。かなっていないことでしょうか。」と問われた時、「カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返しなさい」と言われました。それは私たちが、それぞれ社会の一員としての義務を果たし生きることの大切さが、まず教えられているわけです。そしてイエス様は、「神のものは神に返しなさい」と言われました。前回、聖書の神様だけに献げられる礼拝こそが、神のものは神に返すということだっていうことをお話ししました。
 賛美を、感謝を、祈りを、信仰の告白を献げていくことです。そしてまた、あなた自身が神様のものであり、あなた自身の人生を大切に生きていくことも、神のものを神に返すという、そのような生き方なんですよと語らせていただきました。そして今日は、神のものは神に返す生き方、それは、自分に誇りをもって生きることだということをお話したいと思っているんです。
 新約聖書のエペソ人への手紙1章13節には、「このキリストにあって、あなたがたもまた、真理のことば、あなたがたの救いの福音を聞いてそれを信じたことにより、約束の聖霊によって証印を押されました。」と記されています。
 当時、ローマ政府が発行した銀貨には、カイザルの肖像と銘が刻まれていました。しかしなんと、私たち一人ひとりにはですね、神様の銘が刻まれ、キリストを信じる一人ひとりには、神なる聖霊の証印が押されていると聖書は書いてるんですね。物の価値というのは、誰の銘が刻まれているかによって変わりますよね。なんと聖書には、私たち一人ひとりには、天地万物の創造者なる神様の銘が刻まれているというのです。ですから一人ひとりは、どれほど価値高いことでしょう。
 ですから私たちは、神様に造られたものとしての自分に、誇りを持ったら良いんです。どんなに歳を取っても、肉体は衰えたとしても、できなくなることが増えたとしても、神様の銘が刻まれていることに変わりはありません。そして、イザヤ書49章16節には「見よ、わたしは手のひらにあなたを刻んだ。」と記されています。
 なんと神様ご自身が、自らの手のひらにあなたを刻んで下さってると書いてあるんですね。それは、あなたを決して忘れず、あなたを大切にして下さっているということの証です。自分がそのように大切な存在であることをあなたはご存じですか。

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