パウロの説教(その二)

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2019.10.29
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ローマ人への手紙 4章25節
放送日
2019.10.29

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世の光の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
 私たちは今、使徒の働き13章からパウロの説教を聞いているところです。今日は、その二回目です。主題は、ダビデの子孫として生まれた救い主イエスです。
 「兄弟たち、アブラハムの子孫のかたがた、ならびに神を敬う人たちよ。救い主イエスが来られる前に、ヨハネが来てイスラエルのすべての民に、悔い改めのバプテスマ、洗礼を宣べ伝えました。そして、救い主イエスへの道を整えました。救い主イエスの言葉は、わたしたちに送られたのです。しかし、エルサレムに住む人々や指導者たちは、イエスを救い主と認めず、十字架刑の判決をくだしたのです。なんら死に当る理由が見いだせなかったのに、総督ピラトに強要してイエスを殺してしまいました。そして人々は、イエスを木からおろして墓に葬りました。これらのことはすべて、旧約聖書の預言者のことばが実現するためだったのです。」
 パウロの今日の説教は、イエス・キリストの生涯を語ります。それは、苦難と十字架の死という救い主イエスの生涯でした。パウロの説教は続きます。「しかし皆さん、主なる神はこのイエスを死人の中からよみがえらせたのです。わたしたちは、神が先祖たちに対してなされた約束、死人の復活を宣べ伝えているのです。神はイエスをよみがえらせて、わたしたち子孫に、この復活の約束を果たして下さいました。神がイエスを死人の中からよみがえらせて下さった事実は、私たちイエスを信じる者が、朽ち果てることがないものとされたことの保証です。」
 さて、今日のパウロの説教の中心は、救い主イエスの受難の十字架と復活でした。特にパウロは、サウロという名前の時、復活されたイエスとシリアのダマスコ門前で出会うという体験をしていました。自分の罪を背負ってくれたイエス様と、私を新しく造りかえて下さった復活のイエス様を、すべての人に伝えたかったのです。
 パウロの言葉です。「主イエスは、私たちの背きの罪のゆえに死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられました。」ローマ人への手紙4章25節

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