自分のいのちを愛するもの
- 出演者
- 関根弘興
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
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- アップロード日
- 2019.09.20
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[新約聖書] ヨハネの福音書 12章25節
- 放送日
- 2019.09.20
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興です。
イエス様は、私たちが生きていく上で、大切なたくさんの教えをお語りになりました。今日は、その一つを紹介しましょう。
ヨハネの福音書12章25節。「自分のいのちを愛する者はそれを失い、この世で自分のいのちを憎む者は、それを保って永遠のいのちに至ります。」これはどういう意味なんでしょう。どうも、この言葉を間違って受け取る人も多いんですね。それは、ここで使われている「愛する」と「憎む」という言葉が、私たちが日常で使う意味とは、違う使い方がされているからなんです。ですから、この「愛する」と「憎む」という言葉の使い方を、まず知る必要があるんですね。
例えば、ここに二つのものがあって、どちらか一つを私が選んだとします。すると選ばれた方は「愛された」、選ばれなかった方は、「憎まれた」という言い方をするんです。
私はウクレレが大好きなんですね。とても良いウクレレがここに二本あって、私はどちらも好きなんですが、どちらか一つを選んだ場合、私は選んだ方を愛し、選ばれなかったその方を、憎んだということになるわけです。
それでは、「自分のいのちを愛する」とは、どのようなことを意味しているのでしょう。聖書の中では、「自分を愛する」とか、「自分のいのちを愛する」という言葉は、二つの違う意味で使われているんです。
一つはですね、自分が神様に愛され、神様に造られた尊い存在であるということを自覚して、自分のありのままを受け入れ、大切にするという意味です。そういう意味では、私たちは自分のいのちを愛する者になるべきなんですね。
しかし、イエス様が言われたここでの意味は、もう一つの別の意味が実はあるんです。イエス様が言われた自分を愛するというのは、それは、自分をいつも最優先にして生きるということ。何とかして自分を生かそう、人よりは自分が生きよう、生きようとする生き方です。どうすれば自分が立派になれるか、どうすれば人に認められるか、どうすれば成功するか、どうすれば自分の利益になるのか。つまり、いつも自分のことだけを考えてしまう、そんな生き方を指しているんですね。
イエス様は、そのような生き方は、かえって自分のいのちを失う結果になるのだとここで教えられたのです。
イエス様は、私たちが生きていく上で、大切なたくさんの教えをお語りになりました。今日は、その一つを紹介しましょう。
ヨハネの福音書12章25節。「自分のいのちを愛する者はそれを失い、この世で自分のいのちを憎む者は、それを保って永遠のいのちに至ります。」これはどういう意味なんでしょう。どうも、この言葉を間違って受け取る人も多いんですね。それは、ここで使われている「愛する」と「憎む」という言葉が、私たちが日常で使う意味とは、違う使い方がされているからなんです。ですから、この「愛する」と「憎む」という言葉の使い方を、まず知る必要があるんですね。
例えば、ここに二つのものがあって、どちらか一つを私が選んだとします。すると選ばれた方は「愛された」、選ばれなかった方は、「憎まれた」という言い方をするんです。
私はウクレレが大好きなんですね。とても良いウクレレがここに二本あって、私はどちらも好きなんですが、どちらか一つを選んだ場合、私は選んだ方を愛し、選ばれなかったその方を、憎んだということになるわけです。
それでは、「自分のいのちを愛する」とは、どのようなことを意味しているのでしょう。聖書の中では、「自分を愛する」とか、「自分のいのちを愛する」という言葉は、二つの違う意味で使われているんです。
一つはですね、自分が神様に愛され、神様に造られた尊い存在であるということを自覚して、自分のありのままを受け入れ、大切にするという意味です。そういう意味では、私たちは自分のいのちを愛する者になるべきなんですね。
しかし、イエス様が言われたここでの意味は、もう一つの別の意味が実はあるんです。イエス様が言われた自分を愛するというのは、それは、自分をいつも最優先にして生きるということ。何とかして自分を生かそう、人よりは自分が生きよう、生きようとする生き方です。どうすれば自分が立派になれるか、どうすれば人に認められるか、どうすれば成功するか、どうすれば自分の利益になるのか。つまり、いつも自分のことだけを考えてしまう、そんな生き方を指しているんですね。
イエス様は、そのような生き方は、かえって自分のいのちを失う結果になるのだとここで教えられたのです。
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