預言者ヨナのしるし

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2019.06.15
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 12章
放送日
2019.06.15

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世の光の時間です。お聞きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今日は、新約聖書マタイの福音書12章で語られている、イエスの言葉を聞きましょう。
 イエスは「神の国はあなた方のところに来ているのです」と言われました。それを聞いた律法学者たちはイエスに言いました。「そのしるしを見せていただきたい。」イエスは答えて言われました。「今の悪い不信仰な時代はしるしを求めますが、しるしは与えられません。ただし預言者ヨナのしるしは別です。ヨナが三日三晩、大きな魚の腹の中にいたように、人の子も三日三晩、地の中にいるからです。」
 神の国が来ているしるしは、預言者ヨナのしるしだというのです。預言者ヨナは、アッシリアのニネベに行くようにとの神の命令に逆らったために、海で嵐に遭い、船から海に投げ出され、大きな魚に丸呑みにされ、三日三晩、その魚のお腹にいました。イエスは、この出来事と同じようなことが起こるとおっしゃったのです。その出来事がイエスの十字架と復活です。イエスは十字架につけられて殺されます。そして墓に葬られますが、三日目に復活されるのです。神の国が来ているしるしとは、イエスの十字架と復活なのです。神の国とは、神によって人々が救われて、神による平和が実現した状態のことです。イエスの十字架と復活によって神の救いが実現するのです。
 ヨナから神の言葉を聞いたニネベの人々は、神の言葉を信じました。 しかし、律法学者たちはイエスを疑い、イエスの言葉を信じようとしなかったのです。この後イエスは、ご自分が言われた通り十字架につけられて殺され、墓に葬られ、三日目に復活されました。このイエスの十字架と復活によって、神の救いが実現しました。私たちはこのイエスの十字架と復活の出来事を、神の救いと信じましょう。
 明日は日曜日です。イエスはおよそ二千年前の日曜日の朝、復活されました。それで、キリスト教会は日曜日に礼拝をするのです。あなたもぜひ、お近くのキリスト教会にいらして下さい。

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