神への感謝と賛美を表す人生

出演者
岩井基雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき

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アップロード日
2019.05.06
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 詩篇 116篇10?19節
放送日
2019.05.06

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世の光の時間です。おかわりありませんか。岩井基雄です。
 第一月曜日は、詩篇から学んでいますが、今日は詩篇116篇の後半から、「神への感謝と賛美を表す人生」と題して、神様の恵みに導かれる人生に心を留めてみましょう。
 先月学んだように、この詩篇には重い病に悩んだ作者が、死の不安や苦悩から救い出された感謝が歌われています。作者は、苦難の中にこそ、なお神様に信頼し、神の御名を呼び求めて、次のように歌うのです。「私は信じています。まことに私は語ります。私は大いに苦しんでいました。私は救いの杯を掲げ、主の御名を呼び求めます。私は自分の誓いを主に果たします。御民すべての目の前で。私はあなたに感謝のいけにえをささげ、主の御名を呼び求めます。」旧約聖書詩篇116篇10節、13節、14節、17節
 苦しみを通る中で、この作者は神からの助けと救いを確信し、また感謝し、救いの杯を、そして、感謝のいけにえを神にささげるのです。そして主の御名を呼び求め、神の民すべての目の前で、神への誓いを果たすと語ります。
 私たちは時に、「苦難の中で祈りが聞かれたら、こたえが与えられたら感謝します。」と言いますね。しかし、この詩篇の作者は、なお深い苦難の中でもまず神様に感謝し、救いの杯を掲げます。そこには、自分の願いを優先させず、主の主権を優先する信頼の姿があります。その信頼に応えて、神は彼を枷から解き放ち、恵みの救いを与えてくださいました。生きておられる神様は、私たちの信頼を喜び、その祈りに答えてくださるのです。それゆえ、この作者は最後にこうを歌います。
 「私は自分の誓いを主に果たします。御民すべての目の前で。主の家の大庭で。エルサレムよ あなたのただ中で。ハレルヤ。」詩篇116篇18節、19節。
 彼はなおも主に信頼し、主への誓いを守り、主の大庭で、神の臨在のただ中で、心からハレルヤと神を賛美するのです。私たちは時に感謝できることを自分の側で選り分けてしまいます。しかし聖書は、私たちに全てのことを感謝するように、どんなときにも神に信頼するようにと招くのです。

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