本当の神でないものを拝んでいる人たち

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき

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アップロード日
2022.01.25
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 申命記 7章
[新約聖書] テサロニケ人への手紙第一 5章9節
放送日
2022.01.25

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「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週は旧約聖書の申命記のモーセのメッセージからお話ししています。それは、神が与えると約束してくださった土地「カナン」に入る時に、モーセがイスラエルに語ったメッセージです。このメッセージは、今の私たちにも大切な神の教えです。
申命記の7章では、まず神がなさることが教えられています。「神があなたを約束の地に導き入れるとき、神は、あなたよりも数多く、また強い七つの異邦の民をあなたの前から追い払われる。」
それから、彼らがすべき命令が教えられています。「あなたが、彼らを討つとき、あなたがたは彼らを聖絶しなければならない。」
「聖絶」とは、神のものとして神に献げるという意味であり、実際には殺すことです。厳しすぎるこの命令をする理由を神は教えています。「というのは、彼らを滅ぼさないなら彼らはあなたの子どもたちを私から引き離し、ほかの神々に仕えさせ、あなたをただちに根絶やしにすることになるからである。」
ここでの「異邦の民」とは、まことの神ではないものを拝んでいる人たちです。まことの神を信じないならば、神はその人に対して怒りを向けるというのです。
ところが今や、この聖絶の命令はなくなりました。それは、キリストによって異邦の民にも神の救いが与えられるようになったからです。実際には、旧約の時代でも回心して真の神を信じる者は、寄留者として神の民に加えられることがありました。すべての人に神と和解する道が与えられました。
キリストの十字架によって、私たちは義と認められ、神の怒りから救われて、神と和解することができたのです。
新約聖書のテサロニケ人への手紙第一5章9節ではこのように語られています。「神は、私たちが御怒りを受けるようにではなく、主イエス・キリストによる救いを得るように定めてくださったからです。」真の神に聴き従う者となりましょう。

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