教会に生きるということ

出演者
山本陽一郎
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

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アップロード日
2021.09.23
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] エペソ人への手紙 1章23節
放送日
2021.09.23

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、山本陽一郎です。前に病院で内視鏡検査を受けたとき、先生が「自分のお腹の中、見てみますか?」と言って画面を見せてくれました。改めて、私たちのからだって本当によく造られていて、凄いなあと感じました。
ところで、聖書の中によく「キリストのからだ」という表現が出てきます。実は、これ、教会のことを言っているのですね。
「教会はキリストのからだであり、すべてのものをすべてのもので満たす方が満ちておられるところです。」エペソ人への手紙1章23節。かしらはイエス・キリストで、教会はその生きたからだ。
16世紀の宗教改革者マルティン・ルターは、かしらのキリストとからだの教会の関係を喜びの交換と語りました。わたしのものはあなたのもの、そしてあなたのものはわたしのもの。そういう関係が喜びで成立するところ、それが教会なのです。
ところで、皆さんは映画はお好きでしょうか?映画の最後に、キャストやスタッフなどの一覧が表示されますよね。物語の余韻にひたりながら、あれを見ていると「あぁ、一つの作品のためにこんなに大勢の人が携わったんだなぁ」と、また感動してしまいます。大抵の映画と同じように、キリストのからだである教会も一人では成立しません。お互いの存在が必要です。
私たちのからだが心臓、胃、筋肉、血管、肺、大腸、皮膚そういう多くの器官からなっているのと同じように、すべてのクリスチャンはキリストのからだの一部分なのです。みんな働きは違います。ほかの誰かにはないあなたならではの、大切な意味があるのです。
この事から、私たちはお互いが教会において、どれほど大切な存在かを知ることができます。与えられている賜物や役割が違っても、上下や優劣はありません。かしらであるキリストに従って生きたからだとして働くために、私たちは協力する必要があるのです。今、教会に通っている方も、これから通い始める方も、それは偶然ではありません。あなたはキリストにとって、そして教会のひとりひとりにとって、大切な、本当に大切な存在なのです。

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