永遠で真実の愛~いつまでも残る3つのもの②~

出演者
岩井基雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

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アップロード日
2021.08.20
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] コリント人への手紙第一 13章13節
放送日
2021.08.20

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 「世の光」の時間です。お元気ですか、岩井基雄です。今年で70周年を迎えるラジオ番組「世の光」は、決して変わることのないものを皆さんに、これからも届けていきます。いつまでも変わることのないものの三つのうちの二つを学びました。今日は、最も大切なものを学びたいと思います。聖書をお読みします。
 「こういうわけで、いつまでも残るのは信仰と希望と愛、これら三つです。その中で一番すぐれているのは愛です。」新約聖書 コリント第一の手紙13章13節
 三つ目は、最も優れている「愛」です。この手紙の受け取り手であるコリントの町は、非常に栄えた町でしたが、大きな混乱がありました。それは特に、愛に基づく混乱でした。それゆえ、本物の愛、永遠の真実の愛を人々は知る必要があったのです。
 日本語で「愛」と訳されるギリシャ語が四つあります。それは、男女の愛を表す「エロース」そして、友情を表す「フィリア」また、家族の愛を表す「ストルゲ」そして、神の永遠の愛を示す「アガペー」です。
 どれも、とても大切なすばらしいものですが、正しく用いられていかないと混乱が起こるのです。「エロース」も「フィリア」も「ストルゲ」も、とても美しい愛で、私たちにどうしても必要です。しかしそれはやはり、条件が付きます。美しいから、優しいから、我が子だから愛するというような条件です。
 しかし、神の愛「アガペー」は、無条件の真実な永遠の愛です。弱さも汚れもあるにも関わらず、私たちを愛してくださる、唯一絶対に信頼できる愛なのです。そして、神の御子キリストは、罪ある私たちを愛し、私たちの罪のさばきを身代わりに受けて、十字架で死んでくださり、死に打ち勝ってよみがえられたのです。
 この、キリストのいのちがけの愛、永遠の愛で、あなたも愛されているのです。この神の愛こそ、いつまでも残る永遠のもの、そして、私たちが求めるべきものです。そしてこの愛を、私たちが受け取って初めて、他の人を、真実に愛し、赦し、耐え忍ぶことができるものとされ続けていくのです。
 あなたも、いつまでも変わることのない神への信仰と、キリストにある希望、そして、永遠で真実の神の愛をご自分のものとして、力ある人生を歩んでいきませんか。

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