その名はインマヌエル

出演者
関根弘興
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • クリスマス

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アップロード日
2020.12.12
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 1章
放送日
2020.12.12

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 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。今週は、イエス様の誕生にまつわる聖書の箇所を紹介し、お話しをしています。
 イエス様がお生まれになる経緯は福音書に記されていますが、こう書かれています。「母マリアはヨセフと婚約していたが、二人がまだ一緒にならないうちに、聖霊によって身ごもっていることが分かった。」と。昨日お話ししたように、このことはヨセフにとっては大きな苦悩となりました。
 しかし、御使いが夢にあらわれ、「ダビデの子ヨセフよ、恐れずにマリアをあなたの妻として迎えなさい。その胎に宿っている子は聖霊によるのです。マリアは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。」と告げたのです。ヨセフは御使いの言う通り、その言葉を信じてマリアを受け入れていきました。
 そして聖書は続けて、こう記しています。「『見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。』それは、訳すと『神が私たちとともにおられる』という意味である。」こう書かれているのですね。
 ここには、救い主について二つの名前が紹介されています。一つはイエスという名前です。この名前は、ユダヤの地域では、実はありふれた名前でした。ヘブル名では、ヨシュアと言います。この名前は「主は救い」という意味があるのですね。この名前は、ヨセフとマリアが、自分たちの願望を込めて命名したのではなく、神様ご自身が御使いを通して、名前を付けられたわけです。それはこの名前の通り、イエス様ご自身が、救い主として来て下さったことを示すものとなりました。
 そしてもう一つは、その名をインマヌエルと呼ばれると記されています。インマヌエルとは、神が私たちとともにおられるという意味です。イエス様が来て下さったということは、神様が私たちを決して見捨てることなく、ともにいてくださるのだよということの、保証ともなる出来事だったんですね。
 そして聖書には、イエス様はこのあと、十字架で死なれ、三日目に復活され、信じる一人ひとりと、いつまでもともにいてくださると約束して下さいます。イエス様は、神様が私たちとともににいて下さることを、あなたにはっきりと約束するために来て下さいました。「わたしはあなたを離れず、あなたを捨てない」これが、イエス様の約束なのですね。

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