最も聖なるもの

出演者
福井誠
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 死や命について考えているとき

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アップロード日
2020.10.16
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] エゼキエル書 42章13節
放送日
2020.10.16

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 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井誠です。「継続は力なり」聖書を一日一日と読み進むなら、不思議にも自然に養われるものがあります。今日も聖書を開いてまいりましょう。
 今日は、エゼキエル書42章13節から、「最も聖なるもの」と題してメッセージをお伝えいたします。
 「彼は私に言った。『聖域に面している北の部屋と南の部屋は、聖なる部屋であって、主に近づく祭司たちが最も聖なるささげ物を食する所である。彼らはそこに最も聖なるもの、すなわち、穀物のささげ物、罪のきよめのささげ物、代償のささげ物を置く。その場所は聖だからである。』」
 昨日に続いて、神殿に関する預言が語られます。今日は神殿で働く祭司たちが使う、二つの建物について語っています。まずその構造が説明され、さらにその使い方が説明されています。主に近づく祭司たちが、もっとも聖なる献げものを食するところであると。当時イスラエルでは神殿で、幾種類かの献げものが献げられていました。
 祭司がその中から、受けて食べて良いとされているのは、穀物の献げもの、罪のきよめの献げもの、大小の献げものでした。大切なのは、これらを食べる場所が定められていたことです。それらは、聖なる献げものなのだから、どこでも自由に食べてよいわけではなく、聖なる献げものを食する場所が定められていると。こうしてエゼキエルが書いているものを読んでいくと、聖なるものをしっかり区別する心を持つことの大切さが分かってきます。
 確かに、神は清いお方なのですから、神を信じるならば、この聖なる場所、聖なるものに近づくという意識が、私たちの心の中に育ってくることが大切ですね。昨日、天の都は、繁栄・祝福・いのちが満ちた場所であるとお話ししました。それはさらに聖なる場所です。
 使徒パウロは新約聖書でも言ってるように、いよいよ清い天の都に近づいて、そこに入れられる日が近づいてきているのですから、それにふさわしい人生の最後を飾るような、清潔の人生を歩みたいものですね。それでは良き一日を祈ります。

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