【聖書のツボ第8回】旧約聖書に学ぶ【月本昭男氏】

出演者
月本昭男
制作
一般財団法人日本聖書協会
再生時間
30min

もっと詳しく見る

アップロード日
2023.06.19
カテゴリ
聖書・歴史

いいね登録

     登録数:2

いいねリストを見る

『ココが知りたい聖書のツボ』第8回は、旧約学者、古代オリエント学者の月本昭男先生をゲストにお迎えしました。「聖書協会共同訳」翻訳事業の際、ご専門の古代オリエント学や考古学の知見を披露くださった月本先生。インタビュー冒頭ではまず、新共同訳で「サファイア」だった訳語が、「ラピスラズリ」に変わったことを例に、このような訳語の変更はどうして起こるのか、お話しいただきました。

旧約聖書に数多く登場する預言者について、「預言者は未来を予見するのがそのつとめではなく、世界を見つめ、社会を見つめ、それを批判的に洞察した」という先生。預言者のまなざしの鋭さは、今を生きる私たち読者にも届きます。聖書をどのように読んだらよいのか?という手立てについてもお答えいただきました。

▼ゲスト:月本昭男
古代オリエント博物館館長、立教大学名誉教授、上智大学名誉教授
長野県生まれ
東京大学、同大学院、テュービンゲン大学(ドイツ)に学ぶ(哲学博士)

▼著訳書
『古代メソポタミアの神話と儀礼』岩波書店
『詩篇の思想と信仰』全6巻、新教出版社
『見えない神を信ずる』日本キリスト教団出版局 など多数

収録日:2022年6月6日
※収録場所に隣接するビル工事のため、時折工事の音が入っておりますことをご了承ください。

▼チャプターリスト
00:00 オープニング
00:44 宝石に見る訳語の変更の実例
04:55 詩編の思想と信仰
08:57 預言者の世界史的意義
12:41 旧約聖書の自然観
21:46 旧約聖書の魅力
30:08 新約聖書の理解に向けて
37:06 終わりに、次回予告

#聖書 #旧約聖書 #古代オリエント #月本昭男 #聖書のツボ

コメント

番組に対するコメントはまだありません。ぜひ感想をお願いいたします。

コメントを投稿する

お問い合わせ