私たちは、確信した

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2020.03.24
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] 使徒の働き 6章10節
放送日
2020.03.24

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、板倉邦雄です。今日は「私たちは、確信した」 という題でお話ししましょう。初めに使徒の働きの16章10節を読みます。 「パウロがこの幻を見たとき、私たちはただちにマケドニアに渡ることにした。彼らに福音を 宣べ伝えるために、神が私たちを召しておられるのだと確信したからである。」 最初に読んだ理由は、この使徒の働き16章10節から突然、主語が「私たちは」という言葉になっ ているからです。それまでは、「彼らは」という三人称でした。 実はこのトロアスの港町で、この「使徒の働き」の著者、医者であるルカに出会います。そして ルカが、ここから同行したことを物語っているからです。ここまできて、なぜ聖霊がパウロとシラ ス、そしてテモテの伝道チームが、小アジアの大都市エペソで神の国の福音を伝えることを禁じ たのか、また途中のビティニアでもイエスの御霊が宣教を許されなかったかが分かってきました。 前回言いましたように、パウロの体調が優れなく、休養を必要としていたということです。その ようなときに、マケドニアから医者であるルカがトロアスにやってきました。医者が同行する旅 路でしたら安心です。それにヨーロッパのマケドニアに、神の国の福音を伝えて欲しいという熱い リクエストを聞いたパウロ一行は、ヨーロッパ伝道を神様からのビジョンと受け止めたのです。 小アジアのエペソでの伝道を聖霊が禁じ、イエス様の御霊が許されなかったのは、パウロの体調 管理と、ヨーロッパのマケドニア伝道のためだったのですね。 イエス様の言葉に次のようなことばがあります。「わたしのしていることは今あなたにはわから ないが、あとでわかるようになるだろう。」 聖霊が禁じたり、イエス様の御霊が許さなかったりする中で、これからどうしたらいいのか、 私たちは将来への心配や不安を抱くことがあります。しかし今、私たちにわからないことでもイ エス様はすべてをわかっていらっしゃるということです。そしてやがて、私たちにもわかるように して下さり、私たちに確信を与えてくださるということです。

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