異端についての教え

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2020.03.14
カテゴリ
人物・人生
放送日
2020.03.14

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「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和で す。
世の中にはたくさんの宗教があります。「三大宗教」といわれるユダヤ教、イ スラム教そしてキリスト教。その他にも伝統的な宗教として、仏教や神道があ ります。現代ではそれ以外にも様々な宗教があります。「新興宗教」と言われた りします。また、1970 年代以降に現れてきた宗教のことを「新しい」という漢 字を重ねて、「新新宗教」と言われたりもします。このように多くの宗教がある ということは、「幸せになりたい、そして人々が幸せになるように」という人の 願いがあるからではないでしょうか。そのような宗教の中に「キリスト教」と 言いながら聖書に忠実にならないもの、いわゆる「異端」があります。今日は、 キリスト教の異端についての警告が語られている、ペテロの手紙第二の 2 章か らお話しします。
「異端」とは、もともとの言葉は「グループ」だとか「派閥」という意味の 言葉でした。それで異端とは、キリスト教会の中で、分裂、分派を起こす人々 のことを言うようになったのです。そして彼らは、人々を惑わして間違った教 えを信じさせました。その最も間違った教えが、イエス・キリストを否定する ことです。「キリストが十字架で死んだのは嘘で、本当は生きていた」とか、「キ リストはすべての人を救うことに失敗したのだ」とかいうのです。
また、「キリストの十字架だけでは人を救うことができないので、救われるた めに何かほかのことをしなければならない」というのです。そして中には、「自 分こそが本当の救い主キリストである」というものが現れました。異端は人々 を惑わして堕落させようとします。
しかしペテロは言います。「神はそのような悪い者を必ず裁かれます。だから 間違った教えに惑わされないように気をつけなさい。」
今の私たちは、まず聖書から神の正しい教えを聞くことが大切です。自分で 聖書を読んで学ぶこともできますが、キリスト教会で聖書の学びをすることを おすすめします。明日は日曜日です。お近くのキリスト教会にいらして下さい。

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